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『文殊菩薩』  What?  Photo 末世の争乱近し.英雄出ず.ひたすら健康延命図るべし.

※ 一日一食は聖者の食事。一日二食は人間の食事。一日三食は動物の食事。 記 事    

オバマ米国大統領の特異な政治手法(1) by 飯山一郎

オバマ米国大統領の特異な政治手法(1)
バラク・フセイン・オバマ2世第44代アメリカ合衆国大統領。
この政治家に対する評価は,毀誉褒貶まちまちだ。
その理由は,世界とアメリカという国家が歴史的な分裂状況にあるからだ。

米国の国家内分裂は,戦争屋勢力対反戦派(軍事予算圧縮派)の壮絶な内戦状態にあるとも言える。

オバマ大統領は(政府部内にもいる)好戦派を相手に巧妙で,狡猾ともいえる政治手法を駆使してきた。

本稿では,オバマ大統領が得意とする特異な手法(延期主義と二枚舌戦法)を述べた。

ご清読をお願いする次第。
飯山 一郎(70)

  オバマの恐るべき延期主義
2013/09/05(木)
シリア空爆を決定!と発表したが…、むにゃむにゃ。
オバマ831
2013年8月29日、英国はシリア攻撃を辞退した。その翌々日、オバマはシリア攻撃を決定! と発表した。非常に勇ましい発言だが…、そのウラには「暗殺」を避ける妙案(奇妙な案)が隠されていた。

2013年8月。ホワイトハウスのオバマは、大阪夏の陣・大阪城に住む秀頼とほぼ同じ境遇であった。
すなわち、本丸以外の全ての堀が…、完璧に埋められていた。

ホワイトハウスの高官、スタッフ、いや、スーザン・ライス大統領補佐官どころか、ヘーゲル国防長官までもが、シリアの軍事攻撃を9月に開始することで意見 が一致していた。

シリアへの軍事攻撃、すなわち戦争開始の決定は、アメリカ合衆国では、大統領の専決事項である。

大統領が「開戦!」と命令すれば世界中どこにおいても戦争が開始されるのである。

実際、そのようにして米国は、これまで世界中で幾多の戦争を行ってきた。これが戦争国家=アメリカの本質である。

であるからして…、
英国が辞退しても、米国は9月にシリアに軍事攻撃を開始する!こうホワイトハウスの高官たちは確信していたし、あとは攻撃開始の時期をオバマ大統領閣 下が宣言するだけ!と思っていた。

しかし、たった一人忘れてはいけない森の石松がいた。
ジョン・F・ケリーである。喧嘩のスピードと気合は石松より上手い。

ケリーは、
「シリアは毒ガスを使った!空爆だ!空爆!」
と、(根拠もなしに)誰よりも早くガナりはじめていた。この「空爆!」というのは、ミサイル産業を味方にするためと、地上部隊の投入を回避するためであった。

もうひとつ。地上部隊の投入を主張する戦争屋勢力を分断させるためであった。ケリーの読みは驚くほど深い…。

秀頼には、豊臣家に最も忠実な真田幸村が仕えていたが、オバマにも幸村と同じような忠誠心をもつケリーが仕えている。この安心感は大きい。…オバマは、 ほんと、仕合せ者である。

さて…、
8月30日。オバマがシリア空爆を発表する前日の夜…、
オバマは、ホワイトハウスの高官・スタッフ全員を招集して、言った。

「英国が抜けた今、アメリカが一体となってシリア空爆を完遂するために議会の承認を求める!アメリカの戦争になったのだから。」

じつに見事な理屈だ。だが、これは完全な延期主義である。

大統領の絶大な専決権限(開戦権)を放棄してまでも…、シリア空爆を延ばす!という捨て身の延期主義である。

捨て身の戦術ではあるが、しかし、そこには、おそるべき時限爆弾が仕掛けられていた!
(つづく)

米国の兵器は欠陥兵器。腐った兵器。屁遺棄。


『櫻井ジャーナル』の解説に事実誤認は無い!真相そのものだ。
2011年春にシリアで戦争が始まったが、このときから国外からの軍事侵攻だった。西側の政府やメディアが宣伝したような「圧政に立ち向かう民衆の蜂起」などではなく、傀儡体制を樹立して略奪しようという外国勢力の侵略戦争だ。その外国勢力とはアメリカ、イギリス、フランス、トルコのNATO加盟国、サウジアラビアやカタールなどのペルシャ湾岸産油国、そしてイスラエルだ。
そうして,さらに,米軍の武器・兵器は欠陥だらけだ。
 (参考): 『F22ラプターが世界最強!ってのは大ウソ。ただのゼニ食い虫

F-22も,F-35も,(腐った予算の)腐臭を発している。
これは,米国支配層が腐敗しているからだ!

F-35は、儲けを大きくすることに熱中しているアメリカ支配層の実態を象徴する戦闘機。この高額欠陥戦闘機を日本も5機注文、さらに42機を購入する計画だというから,米国の腐敗は日本の軍事力も腐敗させる。いや,すでに腐敗している。
(飯山一郎)

sakurai
 2016.02.08
 シリアのバシャール・アル・アサド体制を倒すために送り込まれていた侵略軍、つまりイスラム教ワッハーブ派(サラフ主義者)を主力とするアル・カイダ系のアル・ヌスラやダーイッシュ(IS、ISIS、ISILなどとも表記)の部隊が崩壊寸前になり、この戦闘集団と戦うと称してシリア政府軍を倒そうとしたアメリカ/NATO、サウジアラビア、イスラエルなどの計画は難しい状況になっている。そうした武装集団に関係なくトルコやサウジアラビアが軍事侵攻する可能性もあるが、良い結果は得られないだろう。

 2011年春にシリアで戦争が始まったが、このときから国外からの軍事侵攻だった。西側の政府やメディアが宣伝したような「圧政に立ち向かう民衆の蜂起」などではなく、傀儡体制を樹立して略奪しようという外国勢力の侵略戦争だ。その外国勢力とはアメリカ、イギリス、フランス、トルコのNATO加盟国、サウジアラビアやカタールなどのペルシャ湾岸産油国、そしてイスラエルだ。

 アメリカが主導する連合軍がシリア政府の要請もなく、国連の承認もえずに始めた攻撃はアル・ヌスラやダーイッシュに打撃を与えることはできず、勢力を拡大させていた。兵站線を叩かず、盗掘石油の輸送を放置、兵器/武器を含む物資をダーイッシュ側へアメリカ軍は「誤投下」していたわけで、当然の結果だ。その一方でシリアの基盤施設を破壊してきた。

 こうしたことは2014年9月22日にシリアで攻撃を始めたときから続いたこと。その時に現地で取材していたCNNのアーワ・デイモンは翌日朝の放送で、ダーイッシュの戦闘員は空爆の前に極秘情報を入手、攻撃の15から20日前に戦闘員は避難して住民の中に紛れ込んでいたと伝えている。

 本ブログでは何度も書いているように、こうした状況を一変させたのが昨年9月30日に始められたロシア軍の空爆。4カ月強で明確な結果を出したのだが、これには爆撃機の空爆だけでなく、巡航ミサイルによる攻撃や最新鋭戦車T90の投入が大きかったと言われている。

 アフガニスタン戦争以来、アメリカはイスラム教ワッハーブ派の戦闘集団に対し、携帯型のスティンガー対空ミサイルやTOW対戦車ミサイルを大量に供給してきた。シリアだけで供給されたTOWやM79グレネードランチャー(擲弾発射器)の数は9000に達するという。これまで、こうした武器は威力を発揮していたのだが、T90には通用せず、アル・ヌスラやダーイッシュの敗走につながった。イラクなどで使われているアメリカ製アブラムズ(M1A1)戦車の評判が良くないのとは対照的だ。

 シリアでロシア軍はデモンストレーションを兼ね、自分たちが保有する兵器/武器の実戦でのテストを行っている。すでに電子戦や巡航ミサイルの能力も示したが、新鋭戦闘機のスホイSu-35もテストすると言われている。すでにこの戦闘機は高い評価を得ているのだが、同じ数字のロッキード・マーチンF-35は散々だ。

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『チェルノブイリ あと100年封印 新シェルター公開!』 ヌッポン・フクシマは,5年間何もせず,今もダダもれ!

『チェルノブイリ 新シェルター公開!』 この新シェルター建造費用は,ロシアが最も多額の費用を拠出している。(飯山一郎)



チェルノブイリ あと100年封印
新シェルター公開

朝日新聞 チェルノブイリ〈ウクライナ北部〉=小坪遊2016年3月25日

shellter.jpg

 史上最悪の原発事故から来月で30年を迎えるウクライナのチェルノブイリ原発で23日、建設の進む「新シェルター」が報道陣に公開された。事故で爆発した4号機をコンクリートで覆った「石棺」の老朽化がひどく、巨大なかまぼこ形の新シェルターで石棺を丸ごと覆って放射性物質の飛散を防ぐ計画。年内にもレールで移動させ、ようやく廃炉作業の準備にたどりつく。

資金を拠出している欧州復興開発銀行(EBRD)が各国メディアに公開した。新シェルターは2012年に本格着工。鋼材などでつくられ、高さ109メートル、幅257メートル、長さ162メートル。重さは東京スカイツリーに匹敵する約3万6千トン。建造には最終的に15億ユーロ(約2千億円)かかる見込み。内側では鋼材をつなぐ作業が続き、鉄をたたくような「ガーン」という音が時折響いていた。

 4号機は1986年4月26日、試験運転中に爆発。火災も起き、10日間で東京電力福島第一原発事故の約6倍の放射性物質を放出した。直後の消火活動で30人以上が死亡。周辺は今も立ち入りが制限されている。

 新シェルターは、地震や竜巻にも耐えるように設計され、今後100年間の封じ込めをめざす。ただ、石棺の解体など廃炉作業の具体的なめどはたっておらず、維持管理の資金面でも不安が残る。ウクライナ環境・天然資源庁のハンナ・ブロンスカ長官代理は記者会見で、資金について「(外国などから)もらえるだけ欲しい」と話した。
(チェルノブイリ〈ウクライナ北部〉=小坪遊) (記事)


https://youtu.be/-y9LD553jhc

『日本の支配構造』と名付けた出典不明の図表が送られてきた。『日本の支配構造』が,見事に描かれている。じっくり眺めたい。

じっくり眺めたい図表
『日本の支配構造』と名付けた出典不明の図表が送られてきた。『日本の支配構造』が,見事に描かれている。

「日米合同委員会」とか「米国軍産体制(米軍と軍需・軍事企業)」とか「CSIS等の日本を支配するシンクタンク」などなど,肝心要(かんじんかなめ)の“日本を支配する組織・機関”が何故か抜け落ちている。何故なのか?

【文章も画像も,「書かれてないコトを読み取ることが重要」であることは言うまでもない。】

しかし,『日本の支配構造』という図表は,じっくり眺める価値は充分にある。『文殊菩薩』の「基礎資料」として保存する次第。
(飯山一郎)


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アメリカ,大型戦略爆撃機をオーストラリアに配備し,中国を牽制!だって。今どき,「大型戦略爆撃機B1を配備する!」などと息張っているようでは,中国かロシアの対空ミサイルに1発で仕留められる罠!

過去の大勝利に今だに酔いしれるアメリカ
昨日,『米国の大鑑巨砲主義!』というタイトルで,
「この時代錯誤は何だ? と,嘲笑的爆笑である」 と書いた。

本日も同じ趣旨の記事である。

広島・長崎への原爆投下・東京空襲に「大成功」して,日米戦争に大勝利した主役は,B型大型戦略爆撃機であった。
あの頃の発想そのままじゃないのぉ?! と,これまた嘲笑的爆笑である。

アメリカは,過去の大勝利の成功感に今だに酔いしれているのか?
ま,今どき,「大型戦略爆撃機B1を配備する!」などと息張っているようでは,中国かロシアの対空ミサイルに1発で仕留められる!
(飯山一郎)

B1
SPUTNIK
米国 南シナ海管理のためオーストラリアに戦略爆撃機配備へ
『スプートニク』 2016年03月09日 http://sptnkne.ws/aN6H
米国は、オーストラリアに米国の戦略爆撃機を配備することについてオーストラリアと協議を行っている。同時にアジア太平洋地域における中国の軍事活動の活発化について懸念が高まっている。ABC放送が、米空軍司令官の話として伝えた。

米太平洋空軍のロビンソン司令官によると、オーストラリア北部ノーザンテリトリーに、米国の爆撃機B1と空中給油機を一時的に配備することついて協議が進められている。

南シナ海では、中国と地域の他の国々による領有権争いが続いている。米国は、一連の島々に対する中国の権利を認めておらず、それらに隣接する水域は公海であると考え、航行の自由を主張している。

事実は一つ! 「上海の“土地バブル”は,これからが本番!」ということだ。 ソレは,“地価バブル”でも何でもなく,世界の政治・軍事・経済面で覇権国家になった中国の「覇権国家としての実力!」と見るべきなのである。

春節明けから上海の不動産が暴騰している!
下の『Wedge』の記事は,上海の「土地バブル」について…,旧態依然たる「中国経済不安説」を下敷きにして色々と妄想を巡らしているが,すべて妄想・憶測の域をでない。

事実は一つ! 「上海の“土地バブル”は,これからが本番!」ということだ。
ソレは,“地価バブル”でも何でもなく,世界の政治・軍事・経済面で覇権国家になった中国の「覇権国家としての実力!」と見るべきなのである。

飯山一郎の『歴史文明興亡史観』を基礎においた文明史観は必ず当たる!とホラを吹いておく。(爆)
(飯山一郎)

バブル?

上海上海の不動産が大変なことになってます!
2016年03月05日(Sat)  高田勝巳 (株式会社アクアビジネスコンサルティング代表)


月半ばの春節の休暇明けから、上海の不動産が暴騰を始めた。1週間で30%以上上昇した物件もあるようだが、上海の仲介会社によると今年に入ってから概ね10%〜30%程度上昇しているイメージだそう。

上海2

上海バブルは終わらない?

 はっきりしているきっかけは、2月19日に交付された不動産取引税軽減策と言われている。といっても、軽減されるのは、上海市の場合でも一時取得のケースで140平方メートル以上(この面積は共有部分も入って建築面積といわれるものなので、日本流の占有面積で言えば100平方メートル程度)の物件の取引税3%が1.5%になった程度であるが、これでも、買替え需要を随分と刺激しているようだ。

 最近話をした上海の不動産デベロッパーの友人も、にわかに、新規開発用地の取得の動きが出始めて忙しくなってきたという一方で、あまりにも急な値上がりとその背景に心配もしているとのことであった。

 中国のネットメディアをみても、今回の暴騰は異常であり、その危険性を指摘する声もでている(http://www.chinabgao.com/info/86670.html)。

 昨年のコラムで、中国崩壊はありえないとの考えを表明した自分ではあるが、この程度の相場の暴騰、暴落はあり得るのが中国であると認識している。ただ、この友人の話を聞いていて、私もさすがに少し心配になってきたので、今回聞いた話を読者と共有したいと思う。彼の話を少し補足して整理すると以下のとおり。

 ⒈ 不動産の価格の上昇は、昨年深センから始まった。今年1月までに半年間で価格が約50%程度の上昇となった。

 ⒉ 上海は、春節明けから始まった。不動産取引税の軽減は確かに一つのきっかけであることは間違いないが、大きな背景としては、地方財政の問題があるのではないかと睨んでる。

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【基礎資料】:オバマを操る男・ブレジンスキーの「証言」は怪しい部分が多い。英語の動画だが,ブレジンスキーの物言いは,明快な部分と隠蔽部分の落差が分かりやすい。オバマが完全な操り人形ではないことも分かってくる。

オバマ政権を操る男 ~ズビグニュー・ブレジンスキー~ への警鐘
2009/03/19 木

911事件におけるチェイニー元米副大統領の関与(共同謀議)について告発した『ルビコン川を超えて』("Crossing the Rubicon")の著者で、かつてCIAの麻薬取引を告発した元ロサンゼルス市警麻薬捜査官、解雇後の現在はFTW発行人兼編集者 マイク・ルパート(Michael C. Ruppert)によるブレジンスキー分析。

■ Who is Zbigniew Brzezinski? Obama's Adviser


▲ この分析は、非常に重要な指摘を多く含んでいます。



      ◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇  

  ■ Brzezinski on CFR, Bilderberg, and Trilateral Commission
  
  Interview on C-SPAN's Q & A on March 27, 2007


  ■ Obama lied about contacts with Brzezinski before OH primary
  
 

  ■ Barack Obama, Zbigniew Brzezinski and Al Qaeda
  


 ■ The Grand Chessboard
 


 
 

「原油が高いと国際紛争が増え、安いと紛争が減る。」 だから, 「ロシアは当面原油安政策を続けますよ」 と言ってるわけです。(堺のおっさん)

「ロシアは当面原油安政策を続けますよ」
『放知技』の常連・堺のおっさんが次のようなコメントを書いた。

堺のおっさん 2016/02/05 (Fri)

スプートニクは時々、読者のコンテキスト力を試すような記事が出ます。

 ↓ これも1月29日の記事ですが、突然、ポンっと出されてました。 

http://jp.sputniknews.com/world/20160129/1510380.html

ワシントンポストの口を通して、原油に対する原則を述べたものだと思います。

冒頭の太文字の部分が誤字だらけですが、

原油が高いと国際紛争が増え、安いと紛争が減る。

ということを書いている。言われてみれば、大した儲けにもならないのに、

わざわざ取りにいくアホもいないわけで、確かに、原油安になって、紛争は減っている。

こうした原則を人の口を通して述べることによって、

ロシアは当面原油安政策を続けますよ。と言ってるわけです。

アメリカから、忍者が来た訳も納得ということです。 (記事)

「原油が高いと国際紛争が増え、安いと紛争が減る。」
「ロシアは当面原油安政策を続けますよ,と言ってるわけです。」
堺のオッサンの言うとおりだ。
ロシアは,紛争や戦争に国が巻き込まれるくらいなら,原油安のほうが安くつくのである。
原油安で困るのは,むしろサウジやダーイシュ(ISIS)やトルコなのだ。
(飯山一郎)

原油安
SPUTNIK
原油安はどのような利益をもたらすか?
『スプートニク』 2016年01月29日 http://sptnkne.ws/a6HW
原油が増大すると、国際的な安定性が引くまる。むしろ低いと、諸国の協力が強まり、軍事紛争が減る。ワシントンポスト評論員がこうした考えを示した。

原油価格下落で、諸国の軍事政策が弱まる可能性がある。国家支出を縮小する必要が生じ、それが戦争への参加を困難にする、というのである。
「価格が大きく下落すると、産油国の政府はしばしば経済多角化をはかる。結果、国際協力が模索される」

しかし、原油安で国民の間に不満が高まる可能性もあり、そのことは国際的な安定性にとってはマイナスの要因だという。

今後の生き残り策は,先ず世界の状況を正確に読む!
次に身を守る知恵と技術を会得
これを読むと万全!

飯山一郎の世界の読み方・身の守り方

シリアにおける米資産(反政府軍やISIS)に対するロシアの空爆に対して報復せよ!と,オバマに迫るブレジンスキー。老いたな,ブレジンスキー!お前には現在の世界が見えない。

アルカイダ,イスラム国(IS)の生みの親は,この男!
カーター、クリントン時代の大統領補佐官であったズビグニュー・ブレジンスキーは、現在はオバマの最高顧問だ。

というのは,オバマを発見して外交戦略と帝王学を教育し、デビッド・ロックフェラーに「大統領に最適です!」と具申し、大統領選挙に勝たせたのは,ブレジンスキーだった。

ブレジンスキーは,カーター時代にソ連をアフガン侵攻に引き込む罠を仕掛け、ソ連を疲弊させて崩壊させた米国随一の戦略家だ。

そのソ連相手のアフガン戦争のときに、ブレジンスキーは、CIAやモサドと協同してアルカイダを組織して,オサマ・ビン・ラディンを育成した。

brzez2bin.jpg

ズビグニュー・ブレジンスキーは,アメリカ帝国・奥の院の最高顧問であるが,その男が,「シリアにおける米資産(反政府軍やISIS)に対するロシアの空爆に対してモスクワに報復すべきである」と,強硬に主張している!

老いたな,ブレジンスキー!

世界最強!と言われたアメリカ軍も,今や,ロシアの軍事力と軍事技術の前には手も足も出ない!という現実が,ブレジンスキーには全く見えなくなっている。ブザマだ。

これを見抜いたプーチンが,キッシンジャーをモスクワに呼び込んで,秘策を談合した。(記事1) (記事2)

ブレジンスキーをはずさないと,アメリカは駄目になる!
これが二人の共通認識だ。
(飯山一郎)

aakanashi.jpg

ブレジンスキー我を忘れて
2015-10-12 18:00:00 元記事:http://ameblo.jp/jicchoku/entry-12082191424.html

プレスTVより(下の動画は,飯山一郎がYoutubeniアップしました。) 恐い顔ですね~


元米国家安全保障顧問ズビグニューブレジンスキーの「ワシントンはシリアにおける米資産に対するロシアの空爆に対してモスクワに報復すべきである」と言う主張は、シリア危機においてアメリカが実行した役割の「驚くべき告白」であると、ウィスコンシン州のアメリカの学者は語る。

イスラム-ユダヤ-キリスト教同盟の創設メンバーであるケビン・バレット博士は、火曜日プレスTVのインタビュでファイナンシャルタイム紙のロシアに関するブレジンスキーの最新の記事についてコメントする中で、語った。

ブレジンスキーはバラク・オバマ大統領に、ロシアがシリアのCIAが訓練した民兵を攻撃し続けるならば、ロシアを武装解除をするよう助言した。

「シリアにおけるロシアの海軍と空軍の存在は脆弱で、本土からは地理的に孤立している」とブレジンスキーは日曜日に書いた。「彼らが米国の挑発に固執するならば、彼らは武装解除されるべきである」

バレット博士は、これは、米国が事実、アルカイーダ或いはイスラム国(Daesh/ISILテログループ)を同様に資産として使っていたと、ここ米国の上級高等政策顧問からの衝撃の告白であると語った。

シリアのアルカイーダ、ヌスラ戦線が実際は米国の同盟者であると言うことは、ワシントンDCの職員によって通常認められるようなことではないと彼は語った。

モスクワの最良策としてCIAの民兵を攻撃すると明確な決定はロシアの軍の無能を反映しており、最悪でありアメリカの政治的無能を強調する危険な欲望の証拠であるとブレジンスキーは書いた。

プレステレビのコメントとして、バレット博士は、その当時においても一部の人たちによって、ソ連に対するアフガンの聖戦において米国と関係があった”CIAの別働隊”と呼ばれていたアルカイーダを公式に糾弾していた、2001年9月11日の攻撃から14年たって、3000人のアメリカ人を殺した責任があるといわれている、おそらく悪魔化した敵グループが今シリアでは同盟者であり、我々はロシアとの戦争を起こし、アルカイーダに対する戦いに対してにロシアを罰するために核戦争の危険を冒すべきだということを聞くことはアメリカ人にとって興味あることであると述べた。

誰もがロシアのアルカイーダの攻撃に対して、ロシアへの報復を想像することができる、びっくりするような話であるが、それはまさしくブレジンスキーが言ったことだと、彼は述べた。

そして、ブレジンスキーは良くも悪くも、彼以上に狂った彼の周りのネオコンについて伝える、ワシントンDCではより懸命で分別のある一人であると実際に思われていると「テロとの戦争」の著者バレット博士は述べた。

これを説明しようとするとき、我々はブレジンスキーの背景に注意しなければならない。彼はロシアを非常に嫌う理由を説明する家族的背景をもつ歩^ランドの貴族のようなものの出身であり、彼は生涯に掛けてロシアに対抗する積極的政策を押し続けていると、彼は指摘した。

シリアが状況を安定化させ、平和的解決の類の基礎を築くためにアルヌスラやイスラム国のようなテログループに対して政府を強化する目的で、ロシアが、国際法上完全に合法なシリア政府の要請で介入した時、ブレジンスキーの応答はロシアを攻撃すべきであったのは、非常に衝撃的であり恥ずかしいことであると、バレット博士は見ている。

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彼らが雇った傭兵軍の基地が、どんどんロシアにやられ、そして石油が取られて行くのに、オバマガ動かないことに切れて、911の犯人とされたアルカイーダは米国の仲間だと言い放った。
相当、動揺して、焦っている。どうせ、そんな話覚えていない、あの馬鹿な連中は程度の感じなのだと思う。打つ手がない、駒がいないイライラが良く伝わる事件である。楽しくなっちゃうね。

世界の動きをキチンと把握すれば…,安心感が湧く!

世界の動きをキチンと把握すれば…,安心感が湧く!
私は『てげてげ』や『文殊菩薩』で世界情勢を分析する記事を連発しているが,それはペダンティスト(衒学者。知ったかぶりをする似非知識人)の伊達や酔狂ではない。

日本人は,江戸時代あたりから日本列島の中だけで物事を考える悪い思考癖がついてしまった。(一国政治学,一国経済学)

今こそ,日本列島のワクから抜け出て,「世界の中の日本」という視座から物事を考えなければ,島国の外の世界では生きていけない!

したがって私の世界情勢の分析と評論は,世界の中で一人一人の日本人がたくましく,しなやかに生き抜いていくために必要な情報を皆と共有するための知恵だ。これが今,私がブログに大量の文章を書きまくっている理由だ。

今回の『櫻井ジャーナル』の情報は,(とくに今回のブレジンスキー情報は)世界の今を知るためには必須の情報だ。

世界の今を正確に知れば…,私たちが生きていく際に必要な「深い安心感と対処法」が自然と湧いてくる。そのためにも『櫻井ジャーナル』の記事は必読だ!ということです。
(飯山一郎)

sakurai
 2016.02.04

 支配層がメディアをプロパガンダ機関と位置づけるのは古今東西を問わない。アメリカの場合はカネの力で支配、表面的には「言論機関」であるかのように装ってきたのだが、最近は露骨に偽情報を流し、嘘が発覚しても平然としている。西側の有力メディアは自分たちの宣伝力を過信しているのか、そうしたことをかまっていられないほど追い詰められているのか・・・

 そうした状況がここにきて変化してきている。西側各国のアメリカ支配層に対する従属度が低下してきているように見えるのだ。そうした変化を感じさせる一例がフランスのテレビ局が放送したウクライナに関するドキュメンタリー。クーデターで誕生したキエフ政権とネオ・ナチ(ステファン・バンデラ派)との関係が指摘されている。本ブログでは何度も書いたことだが、ネオコンは2014年2月22日に合法的に選出されたビクトル・ヤヌコビッチを排除したが、その手先として動いたのがネオ・ナチだ。

 ウクライナを制圧するべきだと主張していた中心人物は、ジミー・カーター政権で大統領補佐官を務め、アフガニスタンへソ連軍を誘い込んで戦争を始める秘密工作を考えたズビグネフ・ブレジンスキー。ポーランドのワルシャワでユダヤ系貴族の子どもとして生まれたが、先祖はブジェジャヌイ(現在はウクライナ領)に住んでいたと言われている。ブレジンスキーは嫌ロシア派として知られているが、その一因は彼の出自が関係しているのだろう。

 ブレジンスキーの戦略はハルフォード・マッキンダーが1904年に公表した「ハートランド理論」の影響を強く受けている。この理論は世界を三つの島として分けて考える。つまり、第1にヨーロッパ、アジア、アフリカを「世界島」、第2にイギリスや日本などを「沖合諸島」、そして第3に南北アメリカやオーストラリアを「遠方諸島」と表現する。

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『ヌーランド気が狂う』

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ヌーランド気が狂う
2016-01-21 18:00:00 元記事:http://ameblo.jp/jicchoku/entry-12118824121.html
オバマ政権の幹部がロシア軍事基地へ着陸するよう要求し、戦争を警告
http://www.whatdoesitmean.com/index1983.htm
Sorcha Faal

外務大臣のセルゲイ・ラブロフと米国務長官ジョン・ケリーがスイスのチューリッヒで1月20日に会うと合意した24時間以内に、「彼の幹部の次官補の一人を乗せた米軍操縦の航空機が、連邦領空に接近し、カリーニング・オブラスト州の極秘にチカロフスク海軍航空基地に即時着陸許可を要求した」と言う全く驚くべき防衛省緊急行動報告がクレムリンで発信された。
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この報告によると、米の欧州・ユーラシア外務担当の国務省次官補のビクトリア・ヌーランドがリトアニア外務大臣ラザール・コマネスクと会談した後、米軍が操縦する航空機に搭乗してリトアニアのビリニュス国際空港をドイツ・ベルリンの予定されたコースに飛び立った時に、この奇妙は事件は起こった。そして、国防省情報局の分析官は、1949年5月10日にアドルフ・ヒットラーに次ぐナチ・ドイツの第二司令官が英国との平和を築き、第二次世界大戦を避ける目的でスコットランドへ飛んだ時の「ロドルフ・ヘス型行動」だと述べた。そしてそれが、オバマ政権の高官の「ねじれた意思」として現れた。

次官補ヌーランドの「航空宇宙軍がチカロフスク着陸を支援した」件について、この報告書は続けて、「彼女の個人的にプーチン大統領に会いたいという更なる要求は、彼女の忠誠は前米国務長官のヒラリークリントンに対するもので、ドーナツドリーとして知られるウィリアム・クリントン大統領の高位側近であったのでオバマ政権そのものではないと言う外務省の報告によって拒否された。
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しかし、この報告書の記録によると、プーチン大統領は彼のトップ補佐官を次官補ヌーランドに会うために派遣し、外務省に報告することを認めた。ヌーランドはカリーニングラード地域に到着して、スルコフとの会談はビオネルスキーの町の大統領住宅で行われる。それは非公開になる。プーチン大統領と彼の住居を守るために任務についた連邦保安サービス(FSB)からの最初の報告では、次官補ヌーランドが着陸してピオネルスキーに護送される時、非常に混乱した精神状態であり、崩壊が近く、虚辞に満ちた「戦争が来る!戦争が来る!」と言う警告を発し、ロシアがその約束を破った、だから世界がその償いを支払うことになると主張した。

ロシアが破棄するとの約束については、この報告書は述べていないが、これは次官補ヌーランドが彼女がプーチン大統領を彼の正しい呼称代わって「あなたはクソ皇帝」として連続して言及しているかどうかは知らないと示しているようだ。

FSB代理人が居る間の次官補ヌーランドが暴言に付いての困難と同様に、この報告は、大統領オバマが自身を守るためにハウスの清掃の過程にあり、ハワイで起こったことは当にその始まりで、次は私の番だ」と主張していると、続けている。

詳細は完全にはまだ分からないが、この報告書は厳しい指摘している。次官補のヌーランドのハワイに関する恐怖は彼女がチカロフスクに着陸した直後に起こったハワイの2機の米海軍の報道されたヘリコプターの事故に関連しているようである。これらの事故を起こしたヘリコプターに乗っていたと思われる特殊部隊はオバマが休暇でそこに滞在していた間に安全を提供していた。この報告書に含まれる次官補ヌーランドに関する重要な背景情報は、彼女は、米国のトップセキュリティ企業(別名影のCIA)が歴史上最も露骨なクーデターと呼んだ行動でウクライナ国家を破壊したヒラリークリントン徒党の重要な部分である。そして、その国にネオナチ政府を作り、クソEU野郎といいながら彼女のしたことへの欧州の関心を跳ね除けてきたことをひそかに記録していた。

この国防省の報告のうち、さらに高度に分類された部分は今回報告する我々の能力をはるかに超えており、もちろん、我々も勉強しながらこの脅威の事件の展開について更なる情報を提供する。



プーチン補佐官とヌーランドの二人で何を話したのでしょうか?
ヒラリーが唯一のヌーランドの支えですから、部下として一生懸命やってきましたが、
そのヒラリーの大統領も危険信号どころか逮捕の話が決まったようで、ヌーランドも困ったのでしょう。米国には居られなくなるので、どこへ行く?情報を売ってロシアに保護してもらうと考えた以外に考えようがありません。しかし、うまく行かなかったのでしょうか。そのいらつきは。プーチンさんならうまく情報を取ることを考えているはず。まぁ、オバマが保身なら、ヌーランドだって保身で走り回っているんだろ。 (記事)

アメリカの暗部・恥部の全てを知るヲンナ。 ヒラリーとは… いったい何者なのか?

アメリカの暗部・恥部の全てを知るヲンナ
ヒラリーとは…
何者なのか?
今後の世界は、じつは、ヒラリー次第。
ドナルド・トランプのイノチも、このヲンナの手のひらにあるのだが、炎上するトランプ人気がソレを許さない。
Hillary
ヒラリーの手相は、生命線が無く! 感情線・頭脳線が共に未発達で、金星丘が異常に発達している。これ以上の凶相をワシは診たコトがない。
この凶相が他人に向けて発射するのは、凶悪な殺氣だ。
2日前
2011年10月18日の画像。カダフィが、惨殺される2日前の写真である。アメリカはすべてを仕組むのである。このヒラリーの満面笑みをたたえたピースサインの表情が強く印象的である。

ヒラリーの周りにいる暴力団のような男たちは、リビア人やアラブ人ではない。彼らは、アフガニスタン人であり、アメリカの特殊部隊に雇われている傭兵(マーシナリー)である。この男たちが首にかけている認識カードは、背後の米軍輸送機に乗れる資格証である。

彼らは、カダフィを殺した後、処分された。彼らは、故郷のアフガニスタンに凱旋(がいせん)しようとして、首都カブールの空港に着陸しようとしたとき、タリバーンの反政府ゲリラ(笑)のロケット弾で撃墜され、全員、死亡。アメリカによる実行犯たちの “口封じ” である。

ヒラリーのこのときの暗殺部隊最高司令官としての満願の笑い顔こそは、このワル女の生涯、最高の笑い顔だった。
以上は副島隆彦の文章。名文である。
案の定、カダフィは惨殺された
無念 惨殺
リビアには カダフィ暗殺を周到に準備していたヒラリーの配下がゐた。
スティーブンズ駐リビア大使
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スティーブンス大使こそは、シリアのアサドの政府をツブすために雇用し、リビアに集結したテロリストたちに武器や資金を配備する上での中心的存在であった。
そして、ベンガジのアメリカ領事館は主に戦士と武器をシリアに輸出するCIAの作戦本部だった。 (記事)
アメリカ領事館 爆破される!
ベンガジのアメリカ領事館
カダフィが惨殺された翌年、リビア・ベンガジのアメリカ領事館が爆破された。2012年9月11日だった。
スティーブンズ大使 惨殺される
惨殺 路上引き回し
カダフィを惨殺して(2011年10月20日)、政権を崩壊させ、リビアの国家資金の全てをヒラリーたちが奪い取って、これを資金にして、おそらく200億ドル(2.4兆円)ぐらいを作って、その資金をふんだんに使って、今のIS「イスラム国」の凶暴な傭兵部隊(ナーシナリー)の軍事組織を作ったのだろう。 (記事)

このカダフィ惨殺・資金強奪作戦 の現地での中心人物が、ヒラリーの直属の配下・スティーブンズ大使だったワケだが、冷酷無残な方法で惨殺され…、死人に口無しになった。

スティーブンズ米大使ら4人が死亡した事件でうち2人は、米海軍特殊部隊のアザラシ隊(SEALs)の元隊員だった。

ここから本題に入る。世界の行く末にとって重要なことを書く。

リビアのアメリカ領事館が襲撃され、スティーブンズ大使が惨殺された! これは大変な大事件であるが、副島隆彦は、犯人はカダフィ一味の残党でリビア民衆の報復であった、とかと書いている (記事)
だが…、ちがう!

リビアのアメリカ領事館・襲撃事件の当時、ヒラリーは国務長官という絶大な権限をもつ要職にあった。

そのヒラリーが、なんと!
「救出できる条件がそろっていたにもかかわらず、そのオペレーションを行わなかった!」 という指摘がある。 (佐藤則男

ようするに…、
ヒラリーは、スティーブンズ大使を見殺しにした! というのだ。

この闇は深く、ドス暗い。
さらなる口封じ(死者)が出るだろう。
トランプ? という説もあるが…。プーチンが守る?

その毒矢が、日本にも飛んでくる! という説もある。
ソレは、近々…鴨。
飯山 一郎

「米国大統領選挙:候補者乱立で誰が誰だか分からない。一覧表を!」ということで → 『2016年米大統領選、候補者の横顔』

2016年米大統領選、候補者の横顔

 2016年の米大統領選挙を控え、民主・共和両党の候補指名争いが本格化してきた。これまでに出馬を正式に表明した両党の候補者を紹介する。

<民主党>

ヒラリー・クリントン前国務長官

 オバマ政権で2009年から13年まで国務長官を務めた。それ以前はニューヨーク州選出の上院議員で2回当選。夫のビル・クリントン氏は元大統領。大統領選への出馬は2回目で、前回の2008年には民主党の予備選挙で現在のオバマ大統領に負けた。ヒラリー氏は内政面ではオバマ氏を支持するが、外交面ではオバマ氏よりも強引だとみられている。

マーティン・オマリー前メリーランド州知事

 2007年~15年までメリーランド州知事を務めた。それ以前は8年間、同州ボルティモアの市長だった。オマリー氏は長年、国政進出への野望を抱いており、11年~13年には民主党知事会のチェアマンを務め、これが国政への足がかりとなった。知事在任中、オマリー氏は同性婚を合法化する法律に署名したほか、死刑を非合法化し、書類不備の一部移民に対し州立大学の学費を州在住者と同額にすることを認めた。ロックバンドでギターとボーカルを担当しているほか、ボルティモアを舞台に警察と麻薬取引などの犯罪を描いた米ケーブルテレビHBOのドラマ「ザ・ワイヤー」で主要登場人物のモデルとなった。

バーニー・サンダース上院議員(無所属)

 バーモント州選出の無所属議員だが、民主党の指名獲得を目指す。社会主義者を自認し、上院では最もリベラルな議員の一人。ニューヨークのブルックリン出身で1990年に下院議員に当選。上院議員になったのは2006年。連邦議員になる前はバーモント州バーリントンの市長を務めた。大工やジャーナリストとしての職歴があるほか、ハーバード大学やハミルトン・カレッジで教鞭を執った経験も。大統領に選出されれば米国初のユダヤ人大統領となる。

リンカーン・チェイフィー氏(撤退)

 共和党穏健派として、ロードアイランド州選出の上院議員を8年近く務めた。その間、共和党上院議員としてただ一人、イラク戦争に反対票を投じたほか、社会・財政・環境問題でも民主党の意見に賛同した。2006年の中間選挙で敗れ、07年に共和党を離党。10年には無所属としてロードアイランド州知事に就任した。13年には民主党に鞍替えしたが、14年の知事選には支持率低下を理由に出馬しなかった。

ジム・ウェッブ元上院議員(撤退)

 ジム・ウェッブ氏(69)はバージニア州選出上院議員を1期(2007年1月~13年1月)務めた。イラク戦争に反対し、自らを経済的なポピュリストと位置づけた。ベトナム戦争の従軍経験がある。レーガン政権で海軍長官や国防次官補を務めた。9冊の著書があり、民主党に対して労働者階級の白人からの支持獲得に注力するよう呼び掛けている。バージニア州アーリントン在住

<共和党>

ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事

 1999年から2007年までフロリダ州知事。同州の共和党知事として初めて再選を果たした。父はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領で、兄はジョージ・W・ブッシュ前大統領。コンサルティング会社ジェブ・ブッシュ・アンド・アソシエーツを率いているほか、2つの教育系シンクタンク(ファンデーション・フォー・フロリダズ・フューチャーとファンデーション・フォー・エクセレンス・イン・エデュケーション)の創設者でもある。ブッシュ氏は全米共通学力基準「コモンコア」による教育水準の底上げや移民関連法の見直しを訴えている。フロリダ州在住。

ベン・カーソン氏

 元神経外科医のカーソン氏は1987年に頭部が結合した双生児を分離する手術を行った医療チームを率いたことで国際的に知られるようになった。最近ではオバマ政権の医療保険制度改革法(オバマケア)を批判したり、2013年の全米朝食祈祷(きとう)会でオバマ大統領を前に10%の一律課税を訴えたりするなど、政治的な発言でも目立っていた。カーソン氏は論客として長く知られた存在であり、近年はコメンテーターとしてフォックス・ニュースに出演していた。過去に選挙による公職に就いたことは一度もなく、政治の経験はないものの、2014年の「Draft Ben Carson(ベン・カーソンを公職に)」運動の際には、2016年の大統領選への出馬が予想されるどの共和党候補の政治活動委員会(PAC)よりも多額の資金を集めた。

クリス・クリスティー氏

 クリス・クリスティー氏は元連邦検事で、ニュージャージー州知事としては2期目。労働組合が強い同州で公務員の年金・医療保険などの給付を見直す法案を通過させるなど公共部門の労組に挑み、支出削減を実現したことから全米で支持基盤を構築した。親しみやすさと闘争的な面を使い分けるスタイルでも全米の注目を集めている。クリスティー氏は共和党知事協会(RGA)の会長として、昨年の中間選挙で共和党知事候補の応援に走り回り、全米で共和党の資金供与者や指導者との人脈を築いた。その一方で、保守層の一部から、十分な保守派の判事を指名していないと批判されている。ニュージャージー州とニューヨーク市を結ぶジョージ・ワシントン・ブリッジの一部車線の閉鎖で大渋滞が発生した2013年の事件に絡み、連邦検事は意図的に渋滞を発生させた疑いがあるとして元側近2人を起訴した。2人は無罪を主張したが、別の側近は検察と協力しているという。クリスティー氏自身は車線閉鎖に関与していないと主張している。

テッド・クルーズ上院議員

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 2012年にテキサス州選出の上院議員に当選。前職は同州の検察官。草の根保守派運動「茶会(ティーパーティ-)」系の“ヒーロー”。共和党保守派の急先鋒で、党指導部とオバマ大統領の双方に批判的な見解を表明している。2010年に成立した医療保険改革法(オバマケア)に反対し、この関連予算案を「人質」にとったうえで、2013年10月には21時間に及ぶ演説を繰り広げて政府機関を一部閉鎖に追い込んだ。だが、共和党員の多くは政府機関の閉鎖が結果的に共和党に政治的ダメージを与えたと考えている。2014年の予算案についても、オバマ大統領の移民政策の関連予算が削減されていないことを理由に成立阻止を試みたが、これは失敗に終わっている。また、連邦議会の共和党指導部はすぐに妥協してホワイトハウスと話をまとめてしまうと非難している。3月に出馬を表明したクルーズ氏は有力候補の中で正式に出馬表明した最初の候補者。

カーリー・フィオリーナ氏

 米・HPの最高経営責任者(CEO)だったフィオリーナ氏は、共和党の指名獲得を目指す候補者の中で唯一の女性。選挙による公職に就いた経験はない。政治経験としては、2010年にカリフォルニア州選出の上院議員選でバーバラ・ボクサー氏に敗れたことと、2008年の大統領選でジョン・マケイン上院議員のアドバイザーを務めたことが挙げられる。フィオリーナ氏は現在、バージニア州在住で、アメリカ保守主義同盟財団(ACUF)の会長に就いている。

ジム・ギルモア氏

 1998年~2002年までバージニア州知事を務めた。現在は保守系シンクタンク「フリー・コングレス・ファンデーション」を率いている。共和党全国委員会の委員長を務めた経験があり、2008年の大統領選挙では候補者指名争いに出馬したものの、十分な選挙資金を集めることができず、07年に早々とレースから降りた。08年の上院議員選挙では民主党のマーク・ワーナー氏に敗北。その時の得票率は30%程度だった。当時、ギルモア氏は人工妊娠中絶に反対し、銃を所持する権利に賛成の立場を表明した。最近では法人および個人の所得税率引き下げを訴えている。

リンゼー・グラム上院議員(撤退)

 サウスカロライナ州選出。1月には大統領選に向けた出馬の是非を検討するための政治団体を設立したと発表。空軍の弁護士を務めた後、下院議員を経て2002年の選挙で上院議員に当選。上院では国家安全保障の強化を訴えており、大統領選でもこのテーマを強調したい考えだ。グラム氏は移民制度改革案で民主党議員と合意した共和党4議員の1人で、超党派議員グループは2013年に同法案を上院で可決させた。同氏は移民制度改正案に反対する最近の共和党の動きについて、党の政治的立場に悪影響を与えかねないと懸念している。

マイク・ハッカビー氏

 元アーカンソー州知事(1996年~2007年)。フォックス・ニュースで司会を務めた経験があるほか、著作は12冊を数える。2008年の大統領選で共和党の候補者指名争いに加わったが、最終的な獲得代議員数は、勝利したジョン・マケイン上院議員に次いで2位だった。ただ、ハッカビー氏はこの年、全米で最初に行われたアイオワ州党員集会ではトップをつけた。南部バプテスト派の牧師として、中絶や同性婚に反対する社会的保守の立場で知られている。フロリダ州在住。

ボビー・ジンダル氏(撤退)

 ルイジアナ州知事のジンダル氏は40代前半という若さながら輝かしい経歴を持っている。英オックスフォード大学のローズ奨学生だったジンダル氏は、24歳の若さで同州保健病院局の局長に任命された。その後、初めて挑んだ同州の知事選に敗れた経験を経て、2004年に連邦上院議員に当選。その3年後の07年に知事に就任した。ジンダル氏が全国紙の見出しに大きく登場したのは12年の大統領選直後だった。当時の共和党候補がレイプに関して問題発言をしたこともあり、「ばかな党でいるのは止めよう」と訴えたことが広く取り上げられた。出馬にあたり、ジンダル氏はすでにヘルスケアやエネルギー、教育といった幅広い分野で政策提言を行っている。また、メディアやワシントンのコンセンサスを批判することを好む。

ジョン・ケーシック氏

 オハイオ州知事のケーシック氏は連邦下院議員としての経験が20年近くある。1990年代終盤には下院予算委員長として均衡予算をまとめあげる上で重要な役割を果たし、押しの強い財政保守派と評価された。投資銀行勤務やフォックス・ニュースのコメンテーターを経て2010年に知事に当選。2014年の中間選挙では得票率64%で難なく再選を果たした。他の候補者に比べて知名度は低いものの、オハイオ州という重要なスイングステート(民主党と共和党の間で勝利政党が揺れる州)で選挙に勝ってきた経験があるため、2016年の大統領選でも手ごわい対抗馬になると支持者は指摘する。

ジョージ・パタキ氏(撤退)

 ニューヨーク州知事を3期務めた。以前に2回、大統領選出馬を検討したものの実現には至らなかった。一部の社会問題については中道派で、中絶の権利や気候変動の緩和に向けた行動を支持している。ニューヨーク州知事時代には環境問題に注力し、温暖効果ガス排出削減の地域的な取り組みを提唱。2007年に知事を退任した後は実業界で弁護士として働き、医療保険制度改革法(オバマケア)への反対など、保守的な発言をしている。

ランド・ポール上院議員

 ケンタッキー州選出で初当選は2010年。眼科医でもある。米国が外国に軍事介入することに関して、多くの共和党員よりも懐疑的な見方を示すなど、伝統的な党の政策スタンスにも挑戦してきた。2013年には国内でのドローン(無人飛行機)使用をめぐるオバマ政権の方針に反対し、13時間に及ぶフィリバスター(議事妨害)を強行したことで全国的に注目を集めた。アフリカ系米国人や若者など、伝統的に民主党寄りとみられている有権者に近づくことで、支持層の拡大を試みている。父親は徹底したリバタリアン(自由至上主義者)で大統領選に何度も出馬したことのあるロン・ポール元下院議員。

マルコ・ルビオ上院議員 

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 2010年のフロリダ州上院選で、大きなうねりとなっていた「茶会」系の支持をとりまとめ、人気のあったチャーリー・クリスト知事(当時)を破って当選した。キューバ移民の息子。共和党が多様化へ向けて必死に取り組んでいた頃には、党の若い世代を代表する論客として、その地位をすぐに確立した。ルビオ氏が、違法滞在者に法的地位と最終的には市民権を与えることになる包括的な移民関連法を組み立てる手助けをした際には、保守派の多くの活動家が苛立ちを募らせた。2016年の大統領選を見据え、ルビオ氏は国際舞台で従来以上に積極的な役割を米国が果たすよう求めるなど、外交政策ですでに影響力のある発言をしている。

リック・サントラム氏

 ペンシルベニア州選出の元上院議員で、2006年に再選を逃す。12年大統領選の共和党指名争いでは、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事に次ぐ2位だった。社会的保守派として知られ、労働者層の経済的苦境に焦点を当ててきた。7人の子の父親。重い遺伝子疾患を持つ末娘ベラさんに関する本を、夫人と共著で最近出版した。

ドナルド・トランプ氏

 不動産開発とカジノ経営を手掛ける。メディアの活用にたけ、NBCのリアリティーテレビ番組の主役として人気を博している。今回正式に出馬声明するまで過去5回の大統領選でも出馬をほのめかしてきた。歯に衣(きぬ)着せぬ発言や派手な人柄で知られている。これまで公職に就いたことはないが、交渉力とビジネス感覚に優れ資金力もあると豪語している。6月16日、ニューヨーク・マンハッタンにある自身の名を冠したトランプ・タワーで出馬表明を行った。

リック・ペリー氏(撤退)

 14年間テキサス州知事を務め、同州における雇用創出の実績を強調。空軍のパイロットだった経験とキリスト教福音派との親密な関係が全米の有権者にアピールできると期待している。移民問題など激しい議論のある問題に関しては慎重姿勢を取っており、テキサス州兵をメキシコとの国境に派遣した。その一方で、米国に不法滞在する学生に対して州内出身者と同じ「州民割引」を適用するプログラムを支持している。2012年の大統領選に出馬したものの、公開討論会で廃止すべきだと考えている省庁名を思い出せないという失態を演じた。昨年、職権乱用の罪で起訴されたが、同氏の弁護士は、州知事時代の行動は合法だったと主張している。

スコット・ウォーカー氏(撤退)

 ウィスコンシン州知事のウォーカー氏は2011年、州公務員の団体交渉権の制限に乗り出したことで全国的に知られるようになった。労働組合との対立は自身のリコール(解職請求)選挙につながったが、そこで勝利を収めた。昨年11月の中間選挙で再選を果たし、現在2期目。知事として減税をはじめとする財政問題に重点を置いてきたほか、最近は議論が分かれる州立大学の経費削減計画などに取り組んでいる。大統領選への出馬を検討している最中、福音主義キリスト教徒であることをしばしば強調してきた。

原文(英語):Who’s Running for President in 2016?

原文(日本語):2016年米大統領選、候補者の横顔

参考:佐藤則男; New Yorkからの緊急リポート

参考:朝日/タイムライン・米大統領選

参考:米大統領選 共和党最有力候補マルコ・ルビオとは?

参考:CNN/2016年大統領選 候補者一覧

尖閣騒動は,日米の戦争屋が仕掛けた悪辣な謀略だった。隣国を異常に憎悪し,喧嘩を吸っ掛けるような国は必ず滅びる!ということだ。

日中衝突は日米戦争屋の悲願。その成功例が「尖閣紛争」。
2012年に民主党の野田政権が沖縄県・尖閣諸島を国有化する直前、当時のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が中国と事前協議を重ねるよう日本側に要請していたことが明らかになった。国務省が29日に公開したクリントン前国務長官が公務で使っていた私用メールの中で分かった。
上の文章は日経新聞の記事であるが,2012年の「尖閣紛争」は,日米の戦争屋が仕掛けた!ということが明らかになった。

12年当時,日本はマスコミを総動員して「中国の(軍装)漁船が海上保安庁の艦船に体当りしてきた!」と大宣伝したが,これが嫌中意識を高める洗脳キャンペーンであったことは,日本人だけが知らぬ世界の常識だ。

結果,中国は「“戦争屋に支配される日本”を国家としては扱わない!」として,中国の政府機構の中の「日本局」を廃止した。

隣国を異常に憎悪し,喧嘩を吸っ掛けるような国は,必ず滅びる!
ということだ。
(飯山一郎)




米、尖閣で中国との事前協議を要請
12年の国有化直前
  『日経新聞』 2016/1/31

 【デモイン(米アイオワ州)=吉野直也】2012年に民主党の野田政権が沖縄県・尖閣諸島を国有化する直前、当時のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が中国と事前協議を重ねるよう日本側に要請していたことが明らかになった。国務省が29日に公開したクリントン前国務長官が公務で使っていた私用メールの中で分かった。

 メールはキャンベル氏が国有化の約1週間前に当たる12年9月3日、複数の国務省高官に宛てた10行足らずの文章で、当時国務長官だったクリントン氏にも転送された。「佐々江との電話」との表題で始まるこのメールは、当時の佐々江賢一郎外務次官(現駐米大使)が電話でキャンベル氏に尖閣の国有化の方針を伝え、その直後に同氏が書いたものだった。

 メールでキャンベル氏は「(前月の)8月7日に東京を訪れ、佐々江と日本政府に(国有化の)計画を北京と協議し、通知するよう促した」と説明。「日本は一連の検討を終え、中国側は明らかに激怒している。佐々江は中国が(国有化の)必要性を理解し、いずれ受け入れると信じている」と報告したが、かっこに「私にははっきりしない」と付け加え、日本側の認識を不安視した。

 キャンベル氏は「日本政府と尖閣の所有者が売買額で合意した」と明記する一方で「購入を目指した当時の石原慎太郎・東京都知事が納得しないかもしれない」との解釈も付記した。

 当時の尖閣の国有化に際して米側が抱いていた懸念がこうした文書の形で判明したのは、初めてとなる。日本が尖閣を国有化した当時、野田政権内には事前に尖閣の国有化を中国に伝え、中国側から了承を得たとの証言もあった。だが、それがどういったレベルの了承なのかをめぐって懐疑的な見方があった。

 尖閣国有化の後、日中間の緊張が高まり米側の予見通りになった。メールを通じて野田政権が「中国が(尖閣の国有化を)いずれ受け入れる」と、中国の出方を見誤っていた点も明確になった。尖閣問題で中国につけいる隙を与え、オバマ米政権が掲げるアジア重視政策に影響が及ぶことを嫌うキャンベル氏の姿勢も浮き彫りになっている。 (記事)

22日,安倍総理はプーチン大統領と40分間もの電話会談を行った。この意味は大きい。重要な政治過程である。

安倍総理の官邸が,ロシアに積極的に接近している。
その結果,22日,安倍総理はプーチン大統領と40分間もの電話会談を行うことができた。
この日露の歩み寄りは,昨年からの大きな政治の潮流である。
詳しい解説は,『てげてげ』で行いたい。
(飯山一郎)


日露首脳が電話会談
安倍首相の訪露で調整
『YOMIURI ONLINE』 2016年01月23日

 安倍首相は22日、ロシアのプーチン大統領と電話で約40分間会談し、プーチン氏の来日前に、首相がロシアを非公式に訪問する方向で調整することで一致した。

 両首脳は準備のため、2月に日露次官級協議を東京で行うことで合意した。

 政府は北方領土問題の打開に向け、プーチン氏の来日を目指している。これに対しプーチン氏は昨年11月の日露首脳会談で、首相の訪露を提案した。今回の電話会談では、首相訪露をプーチン氏の来日より優先することが確認された。首相は5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)前に、訪露したい考えだ。

 電話会談で首相は、北朝鮮の核実験について「地域や国際社会の安全保障、核不拡散体制に対する重大な挑戦で断じて容認できない」と批判した。両首脳は国連などで連携して対応する方針を確認した。会談は日本側の申し入れで行われた。

 これに関連し、政府は22日、日露関係を担当する新設の政府代表に、原田親仁前ロシア大使(64)を起用する人事を発表した。発令は同日。原田氏は外務省欧州局長などを歴任し、ロシアの国内事情に精通している。北方領土問題の打開に向け、日本政府内の態勢を強化する狙いがあるとみられる。 (記事)

『いい夢見て終わりたい 幸ちゃんのブログ』 という懐旧心あふれる懐古趣味満載のサイトを発見した。60代以上の老骨にとっては、少年時代に一瞬で戻れる絶品の写真が並んでいる。「これはワシの家だ!」と思わず叫んだ写真もあった。


いい夢見て終わりたい幸ちゃんのブログ
bxhhg935.exblog.jp

懐かしい昭和を語らせて下さい(湯布院昭和館を見て)



””鉄人28号””  右のリモコンボックスのレバーを前後に動かすだけ(漫画なんで常に右レバーのみ)で自由に鉄人が操れたのに

メチャ憧れましたワァ~(笑)



部屋もこんな感じでした・・

これはかなり裕福な家庭ですかな? 我が家の和室にもありました  これ!!

家のは白黒で真ん中に今の陛下の赤ちゃんの時の3人並びでした



こんな井戸ポンプに”とおみ?”に牛の引く鋤



軒下にはぬれ縁 突き当たりが便所

室内にトイレがあれば高級のお金持ち?田舎ではトイレと風呂は外の離れた所にありました



駄菓子屋さんはこんなケースに入ってましたなぁ~



ついこの前のようによみがえります(笑)

こんな5円や10円のくじ引きを毎日のようにやってました

”ねぶりくじ”って言ってました  紙を舐めると”あたり””はずれ”?等”で景品に・・



小学校は正にこんな感じで 給食の時の”脱脂粉乳”のミルクが飲めなくてね(-_-;)

6年生の当番が飲み終わるまで許してくれなくて・・ (飲まない子にはわざとコップに並々と入れるんです)

今ならマジイジメですよ!!



ストーブは石炭 校舎の裏に石炭が山盛り積んでありました

各家庭の柱にはこれ



部屋の棚にはテレビが無いのでこのラジオ

今でも忘れません 月曜日の夜7時半からの宮田輝アナ司会の”3つの歌”



裕福な家庭にはいち早くこの扇風機が・・



小学校の理科室の柱にはこんなんもありました



中学生になったら ”明星” ”平凡” 買って付録で芸能界アイドルポスターのゲット!!



これはもうすっかり大人になってました



(素晴らしい記事でした! 『いい夢見て終わりたい幸ちゃんのブログ』)

「米国の戦略空軍総司令部が1956年に計画した先制核攻撃のプランでは人口密集地帯も攻撃の目標」と。魔事に悪魔的な発想をするアメリカ帝国であった。しかし、悪魔がソ連・中国を強くした面も…。

ソ連崩壊後慢心したアメリカは、いま…
「米ソ冷戦」は、軍産体制によって計画され巧妙に仕組まれた戦争屋による世界戦略だった。
しかし、米ソ両方が「冷戦」に勝ち抜くためにシノギをけずった。
とくにソ連(ロシア)と中国は、悪魔的なアメリカの皆殺し戦略に殲滅されぬよう、国家の総力を上げて必死に対処した。このことが、じつは、思わぬ結果をもたらす。
後日詳説するが…、露中は軍事面でアメリカを凌駕するようになるのだった。
(飯山一郎)

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 2015.12.27
 アメリカのSAC(戦略空軍総司令部)が1956年に作成した核攻撃計画に関する報告書(SAC Atomic Weapons Requirements Study for 1959)が公開され、話題になっている。この計画によると、ソ連、中国、東ヨーロッパの最重要目標には水爆が使われ、ソ連圏の大都市、つまり人口密集地帯に原爆を投下することになっていた。軍事目標を核兵器で攻撃しても周辺に住む多くの人びとが犠牲になるわけだが、市民の大量虐殺自体も目的に含まれていた。人口を減らしたかったようだ。

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 攻撃目標にはモスクワ、レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)、タリン(現在はエストニア)、キエフ(現在のウクライナ)といったソ連の都市だけでなく、ポーランドのワルシャワ、東ドイツの東ベルリン、チェコスロバキアのプラハ、ルーマニアのブカレスト、ブルガリアのソフィア、中国の北京が含まれていた。しかも、ひとつの都市に複数の核兵器を投下することも計画していたようだ。当時の中国はソ連の同盟国とは言い難い状態だったが、攻撃目標に含めている。

 中国を核攻撃する場合、日本や沖縄が出撃拠点になる可能性が高い。その沖縄では「銃剣とブルドーザー」で土地が強制接収され、軍事基地化が推し進められていた。1953年4月に公布/施行された布令109号「土地収用令」に基づき、武装米兵が動員された暴力的な土地接収で、55年の段階で沖縄本島の面積の約13%が軍用地になっている。

 1955年から57年にかけて琉球民政長官を務めた人物がライマン・レムニッツァーだ。カーティス・ルメイと並ぶ好戦的な軍人で、第2次世界大戦の終盤にはフランクリン・ルーズベルト大統領を無視する形でアレン・ダレスたちとナチスの高官を保護する「サンライズ作戦」を実行していた。

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「(3.11直後)日本側が4千万人の避難計画を持っていた。」 これは事実である。 本日の記事は、その「4千万人避難計画」の背景が良く分かる内容である。

「(3.11直後)日本側が4千万人の避難計画を持っていた。」 これは事実である。
下の記事は、その「4千万人避難計画」の背景が良く分かる内容である。「魚拓」がわりに、ここに保存したい。

私も3.11以降、「4千万人避難計画」については、何回か折にふれて書いた。最近も…、
  ・ 無人都市に いらっしゃい!
  ・ ブリヤートにいらっしゃい!

来年は、首都機能マヒが現実化するので…、海外移住希望者が増える。
その心構えと準備は、今から始めるべきだろう。私は始めている。

(記事1) (記事2) (記事3) (記事4)
(飯山一郎)



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自分の幸せと未来は、自分でつくる
http://sekaitabi.com/russiaevacuate.html

 

ロシア:「日本人4千万人避難」
野田首相「日本人口は8千万に」

これは既出かもしれませんが、こちらに投稿します。
以下にあげるサイトを見て、そしてそこのコメント欄で発見したもの。

まずそのサイトには驚きの内容が書かれています。ロシアサイドからわかったという、日本側が4千万人の避難計画を持っている、という話があります。

元ソースがPrison Planet(陰謀暴露系サイト)、公式ニュースというわけではないので、「海外ではこんな話も出ている」的な、あくまで参考的な位置づけ程度に、読んでいただけたらと思います。信ぴょう性は不明。

ただ、

野田首相の「8千万人になるかもしれません」と照らし合わせると、4千万人避難の話は、数字的にも(厳密には違うが大雑把に)合うんですよね…。


もちろん「だんだん」と言ってるわけなので、20-30年後などの話であれば、今の団塊世代がこの世を去る頃となり、人口も自然減るのは当然。

ただ現実に、放射能汚染という問題があります。放射能汚染または以下にあげる避難計画などの、自然とは別の形での人口減少を示唆している風にも取れてしまう。

そもそも、公式のニュースソースだからって真実を伝えているとは限らない現実。日本のマスコミ見てわかるように。公式ニュースや政府だけを信じていたら、命に関わる問題になってしまうのが今の日本。大事な情報は政府マスコミは伝えませんから。

まずはその「日本の4,000万人避難計画」の記事から読んでいただくとして、野田首相の発言の動画は最後に貼り付けます。

ロシアが驚愕した日本の4,000万人避難計画


原文サイト

Russia Stunned After Japanese Plan To Evacuate 40 Million Revealed

ちょうど翻訳してくださってる方がいました。

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「トルコの戦闘機F-16は空中でロシア軍機を待ち伏せしていた。最寄の飛行場からの発進では時間が足りなかったからだ」 とロシア空軍の大佐が断言。この待ち伏せとロシア軍機撃墜には、米軍が関与していた?


トルコの戦闘機は空中でSu-24を待ち伏せした! と、明確にロシアは断定した。

「F-16cが2機、9時11分から10時26分までの1時間15分、高度2400mに待機していたことが、シリアの客観管制レーダーのデータに残っているので、証拠は充分だ。

また、トルコの戦闘機がトルコ上空で待ち伏せをしていたことは、事前に計画された行動だ。」 と、ロシア空軍のボンダリョフ大佐は確言している。

なぜ? こんな待ち伏せ飛行が可能だったのか?

アメリカとロシア側との取り決めでロシア軍機の飛行経路はアメリカに通報されており、その飛行経路がトルコ側に渡され、ロシア軍機を待ち伏せし、狙い撃ちした!と、ロシア側は確信しているだろう。

問題は、なぜ? トルコは待ち伏せして撃墜する!などという軍事行動を取ったのか? という「動機」の問題である。
この動機の問題にはついては、次稿で書きたい。
(飯山一郎)


machibuse.jpg『スプートニク』 2015年11月28日 http://sptnkne.ws/ahVz
SPUTNIK
ロシア航空宇宙軍参謀本部:トルコの戦闘機は空中でSu-24を待ち伏せした

トルコの戦闘機F-16は空中でロシア機Su-24を待ち伏せしていた。最寄の飛行場からの発進では時間が足りなかったからだ。金曜、ロシア航空宇宙軍司令官ヴィクトル・ボンダリョフ大佐が述べた。

「シリアの客観管制レーダーのデータは、F-16cが2機、9時11分から10時26分までの1時間15分、高度2400mに待機していたことを裏付けている。つまり、これは事前に計画された行動であり、戦闘機はトルコ上空で待ち伏せをしていたことを物語っている」。ボンダリョフ氏が記者らに述べた。

ディヤバクィル空軍基地で待機状態であったF-16cがそこから発進し、ミサイル発射地点に到達するのに46分がかかる。うち15分が準備および離陸であり、31分が発射地点までの飛行にかかる時間である。
「よって、Su-24mをディヤバクィル空軍基地のトルコ機が迎撃を行なうのは不可能だ。飛行に必要な時間が攻撃のための最小時間を12分上回っているためだ」とボンダリョフ氏。



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本文は、米国が巧妙かつ狡猾にフセインを騙した記録である。米国のエイプリル・グラスピー駐イラク特命全権大使は、フセインに対して、「クェート問題に関して、米国は不介入である!」 と明確に表明した。その証拠文書である。(飯山一郎)

米国にダマサれ、フセインはクェート侵略を強行した!
本アーティクルは、米国が巧妙かつ狡猾にサダム・フセインを騙した記録である。

米国のエイプリル・グラスピー駐イラク特命全権大使は、サダム・フセインに対して、「クェート問題に関して、米国は不介入である!」 と、明確に表明した。その証拠文書である。

「クェート侵攻でも侵略でも、ご自由にどうぞ!米国は関係ありません!」 と明言されたからこそ、フセインはクェート進軍を全軍に命令したのだ。

こうして米国は、フセインのクェート侵略を許し…、
その後は一転して、『原油にまみれた水鳥』の写真や、『イラク兵に暴行を受けた少女の証言』をデッチアゲ、さらに『大量破壊兵器のウソ』もデッチアゲて、イラクを激しく侵略し、サダム・フセインを殺害したのである。
(飯山一郎)

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   2013年3月19日 (火)

湾岸戦争文書: サダム・フセインと駐イラク米大使エープリル・グラスピー会談

1990年7月25日、1990年8月2日、イラクのクウェート侵略8日前
サダム-グラスピー会談
湾岸戦争文書:イラク大統領サダム・フセインとエイプリル・グラスピー駐イラク・アメリカ大使会談の記録 - 1990年7月25日(1990年8月2日のイラク・クウェート侵略8日前)

1990年7月25日 - 大統領官邸 - バグダッド

グラスピー・アメリカ大使 - 私はブッシュ大統領から、アメリカとイラクとの関係を改善するよう直接指示を受けています。
我々は、あなた方のクウェートとの対立の直接原因ですが、あなた方が石油価格値上げを目指しておられることに、大いに共感しております。
ご存じの通り、私はここに長年暮らしており、お国再建等、あなたの並ならぬご努力を尊敬しております。あなた方が資金を必要されていることを承知しております。私どもはそれを理解しており、我々の考えは、あなた方は、お国を再建する機会を持つべきだというものです。
膨大な数の兵士を南に配備されていることを存じております。通常であれば、我々には関係のないことでしょうが、お国はクウェートに対して脅威になっているという文脈で、これが起きているので、我々が懸念するのも当然だろうと存じます。その理由で、対決ではなく、友情の精神から、あなたのご意向について伺うよう指示をうけています。お国の軍隊が、クウェート国境すぐ近くに結集しているのは何故ですか?

サダム・フセイン - ご承知の様に、クウェートとの紛争解決に至るべく、私は長年、あらゆる努力を払ってきました。二日以内に会談を予定しています。交渉に、私はもう一度だけ、短いチャンスを与えるつもりです。
我々(イラク)が(クウェートと)会った際、希望があると思えれば、何も起きません。もし、解を見いだせない場合、イラクが死を受け入れつもりがないのは当然のことでしょう。

グラスピー・アメリカ大使 - どのような解なら受け入れ可能ですか?

サダム・フセイン - もし我々が、シャット・アル・アラブ全部を維持できれば、それは イランとの戦争上の我々の戦略目標ですが、我々は(クウェートに)譲歩するでしょう。しかし、もし我々が、シャットの半分と、イラク全土(つまりサダムの見解では、クウェートも含まれる)の維持との選択を迫られたなら、我々は、イラク全土を我々がそうあって欲しいと願う形で維持すべく、クウェートに対する我々の領有権の主張を守るために、全シャットをあきらめるでしょう。
これについて、アメリカ合州国の意見はいかがですか?

グラスピー・アメリカ大使 - あなた方アラブ人、あなた方とクウェートとの紛争の様な、アラブの紛争には何の意見もありません。
ジェームズ・ベーカー国務長官は、1960年代のクウェート問題は、アメリカとは関係がないという、最初にイラクにさしあげた説明を強調するよう、私に指示しました。 (サダム笑う)

1990年8月2日、結集したサダムの軍隊は、クウェートに侵略し、占領した。

バグダッド、1990年9月2日、アメリカ大使館
一カ月後、イギリス人ジャーナリスト達が、上記の1990年7月29日、サダム-グラスピー会談録音テープと書き起こし記録を入手した。がくぜんとした彼等は、バグダッドのアメリカ大使館を去るグラスピー大使と対決した。

ジャーナリスト 1 - 書き起こしは(高く掲げ)本当ですか、大使?(グラスピー大使は答えない)

ジャーナリスト 2 - サダムが(クウェート)を侵略するつもりだったのをご存じだったのに、あなたは、そうせぬよう彼に警告しませんでした。彼にアメリカは、クウェートを守るつもりだとは言われませんでした。あなたは彼に逆のことをおっしゃいました。アメリカは、クウェートとは関係がないと。

ジャーナリスト 1 - あなたは、侵略を、サダムの侵略を奨励されました。何を考えておられたのですか?

グラスピー・アメリカ大使 - どう見ても、私も、そして誰も、イラクが、クウェートを全て占領するつもりだとは思っていませんでした。

ジャーナリスト 1 - 彼は一部だけ占領するだろうと思っておられたのですか? しかし、一体どうしてそう思われたのですか? サダムはあなたに言いましたよ。もし交渉が失敗したら、我々がそうあって欲しい姿のイラク全部の為には、イラン(シャット・アル・アラブ川)の目標をあきらめる。あなたは、それが、イラクが常に、歴史上イラクの一部と見なしてきたクウェートを含むことはご存じだったでしょう!

ジャーナリスト 1 - アメリカが、侵略にゴーサインを出したのです。少なくとも、あなたは、サダムに、ある程度の攻撃は認めると、イラクが自分の領土だと主張している、アル-ルメイラ油田、紛争中の国境地帯と、湾岸の島々(ブビヤンを含め)強奪にアメリカは反対しないとゴーサインを出すのを認められたのではありませんか?!

(グラスピー大使は無言のまま、リムジンのドアが閉じ、車は走り去る。)

記事原文のurl:www.globalresearch.ca/gulf-war-documents-meeting-between-saddam-hussein-and-ambassador-to-iraq-april-glaspie/31145
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(本文の元の記事)
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