シリカ(珪素)の不思議 第2回 月刊「フナイ」3月号
[良書紹介]

「生命知の殿堂―現代医学と日本の政治の病理を抉る!」
藤原 肇 ヒカルランド刊
月刊「フナイ」3月号 掲載
小宇宙である人間の身体や生命体は、動態均衡する大宇宙の秩序に照応している。大自然を観察した古代人の知覚は、天体の運行を司る法則性に学び、生命の渦をリズムとして捉えてきた。その代表が三角形の定理で有名なピタゴラスで、彼は宇宙が聖なる秘数で出来ていると信じ、図形に現すと円、三角、四角になり、それを立方体の形で現した場合には、球、三角錐、円柱の形を取ると考えた。
だから、自分の墓に「円錐:球:円柱 = 1:2:3」と刻印して、墓碑銘にしろと遺言に残した。その秘伝を師資相承したのがプラトンで、本稿で展開したプラトン立体の思想は、その幾何学的な自然原理の集大成である。
巨大な問題提起がパイオニアの役割だが、「生命知の殿堂」の中で2500年の伝統を破り、プラトンの真の師父はピタゴラスだと指摘した著者は、幾何学の補助線が論説に勝ると喝破した。
シリカ(珪素)の不思議 第2回
生命力を生み出す結晶パワーとプラトン立体の秘密 藤原 肇
生命力を生み出す結晶パワーとプラトン立体の秘密 藤原 肇

「生命知の殿堂―現代医学と日本の政治の病理を抉る!」
藤原 肇 ヒカルランド刊
月刊「フナイ」3月号 掲載
小宇宙である人間の身体や生命体は、動態均衡する大宇宙の秩序に照応している。大自然を観察した古代人の知覚は、天体の運行を司る法則性に学び、生命の渦をリズムとして捉えてきた。その代表が三角形の定理で有名なピタゴラスで、彼は宇宙が聖なる秘数で出来ていると信じ、図形に現すと円、三角、四角になり、それを立方体の形で現した場合には、球、三角錐、円柱の形を取ると考えた。
だから、自分の墓に「円錐:球:円柱 = 1:2:3」と刻印して、墓碑銘にしろと遺言に残した。その秘伝を師資相承したのがプラトンで、本稿で展開したプラトン立体の思想は、その幾何学的な自然原理の集大成である。
巨大な問題提起がパイオニアの役割だが、「生命知の殿堂」の中で2500年の伝統を破り、プラトンの真の師父はピタゴラスだと指摘した著者は、幾何学の補助線が論説に勝ると喝破した。