<横田夫妻に希望が残っている> 本澤二郎の「日本の風景」(1421) H.25/10/06

<横田夫妻に希望が残っている>
田中内閣が存続すれば
意図的に拉致問題解決を遅らせている安倍内閣に怒りを覚える。
意図的に拉致問題解決を遅らせている安倍内閣に怒りを覚える。
「ジャーナリスト同盟」通信 本澤二郎の「日本の風景」(1421) 2013年09月06日
<横田夫妻に希望が残っている>
北朝鮮に拉致された横田めぐみちゃんが、10月5日49歳の誕生日を迎えたとマスコミが報道した。その日、小雨が降る房総半島の埴生の宿で、少し明るんだ柿を10個ほどもいだ筆者である。認知症の95歳になる母親を見舞うことが出来た。東芝病院で殺されて今はいない息子の正文のことを、嘘も方便よろしく「元気になってきた。おばあさんによろしく伝えるようにと言われてきた」と声を懸けると、不思議と正常な反応を示してくれた母だった。子供を奪われることがどういうことかを知る日本人にとって、夫妻の壮絶な精神状況が痛いほど理解できる。しかし、夫妻には希望が残っている。