香港株式市場がナイアガラ

香港ハンセン指数は2015年以来の下げ幅
香港株式市場が暴落で、ハンセン指数が2015年「チャイナ・ショック」以来の下げ幅を見せ、20000を割り込んだという。
原因は、香港や深センでオミクロンが蔓延して、ロックダウンにより工場が封鎖され、先行きが不透明なためだろう。
それに加えて、ロシアのウクライナ侵攻や、イランによる米国大使館爆撃などで、原油や食料品の供給が危うくなった。
さらに、中国当局の規制強化などにより、アリババやテンセントなどのIT企業、不動産業界の株価が低迷していることもある。
香港株式市場の冷え込みは、当面中国経済に明るい見通しがないことを反映しており、影響は日本にも波及しそうである。
野崎晃市 (47)