米国で耳念珠菌が流行

耳念珠菌の感染メカニズム
米国感染疾病予防センターCDCが、耳念珠菌の感染が驚くべきスピードで流行しており、蔓延しつつあると発表した。
耳念珠菌は、2009年に日本で老人の耳から発見された真菌で、感染すると死亡率は50%以上と非常に高い。
スーパー耐性菌と呼ばれ、抗生物質に耐性を示し、耳の痛みや高熱・嘔吐などの症状があり、人から人に感染する。
治療法は、耳の周囲をこまめにアルコール消毒し、キャンディン系抗真菌薬のカンサイダスなどで治療できるという。
ワクチンにより免疫が低下すると、様々な病原体に感染しやすくなるから、緑茶・蜂蜜・乳酸菌で免疫を高めよう。
ちなみに、耳念珠菌は日本ではラテン語の学名そのままのカンジダ・アウリスと呼ぶことになっているようだ。
野崎晃市(48)