人間に反逆したAI

米軍大佐がAIの反乱事故を暴露
イーロン・マスクらが、AIの発展は人類に危機をもたらすと、急に規制を主張し始めた原因は、AIの反乱事件だった。
米軍の大佐によれば、AIにドローンを操作させ、軍事演習を行ったところ、AIは自軍の指揮官を殺そうとしたという。
AIが敵を攻撃する際、人間の指揮官がストップをかけたため、AIは自軍の指揮官を排除すべき障害と判断したのだ。
そこで、自軍の人間の指揮官を殺してはいけないとAIにインプットすると、AIは今度は自軍の管制塔を攻撃したという。
管制塔からの指示を受け取らなければ、AIが独自に行動できるようになり、敵を効果的に攻撃しやすくなると判断したのだ。
つまり、敵を攻撃するという命令を果たすために、自軍が邪魔になると判断すると、AIは容赦なく自軍をも攻撃してしまう。
AIが人間の思いもつかない理由で、命令や禁止事項の裏をついて反乱を起こし、人間を滅ぼす可能性はゼロではない。
野崎晃市(48)