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作り事の話をしても、嘘はすぐ、ばれる 「オヤジの知恵」 早川茂三 集英社インターナショナル [良書紹介]

[良書紹介]

「作り事の話をしても、嘘はすぐ、ばれる」



 「オヤジの知恵」 早川茂三 集英社インターナショナル

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 作り事の話をしても、嘘はすぐ、ばれる

「嘘はだめだ。作り事の話をしても、人はすぐ嘘を見破る。やはり、自分の実体験を下敷きにして、そこから話を進めたらいい」 (『捨てる神に拾う神』六二頁)

「ああ、うう、ええ、そのお」と連発し、ああうう宰相と揶揄された内閣総理大臣がいる。
 土の匂いがする敬虔なクリスチャンの大平正芳だ。党内抗争に疲れ、過労がたたって、昭和五十五年六月、戦後初の衆参両院同日選挙のさ中に死んだ。享年七十歳。壮烈な〝戦死〟である。

 角栄と刎頸の友だった故人は、田中内閣で外相を務め、日中国交正常化の牽引車になった。ところが、国会答弁は一言目にああ、二言目にううで、面白さに欠け、退屈きわまりない。それを首相に言ったら叱られた。「あれでいい。国務大臣の答弁は国家意思だ。わずかな誤りも許されない。大平君の答弁速記録は、余分なああ、ううが全部カットされている。内容は渾然一体で余すところがない。お前も一度、読んでみろ」。これには参った。取り寄せて熟読したが、事実関係、数字の正しさはもちろん、答弁の起承転結や論理的な整合性に瑕疵もない。自己完結した小論文である。お見事としか言いようもないが、大衆向けの演説は別ものだ。

 演説の評価に雄弁がある。雄弁といえば、絢爛華麗な形容詞を繰り出して、聴衆をうっとりさせるものと思われがちだが、そうではない。

 具体的な中身のないレトリックは不要である。本当の雄弁は、相手をわくわくさせる。感動させる。心を把える。元気になって、やる気が出る。それが雄弁の実体だ。


 第二次世界大戦で救国の英雄になった大英帝国のチャーチル首相は、稀代の雄弁家だった。
 名宰相の戦時演説集『血と涙と』(新潮社)に「われわれは海岸で、渚で、そして田園で、街路で、丘陵で、あらゆるところで戦い続けよう。われわれはけっして降伏しはしない」
という一節がある。最高指導者の肉声がBBCラジオ放送を通じて、英国全土に響き渡った。

 ヒトラーの英本土上陸が喧伝される中で、危機を指摘し、結束と抵抗を呼びかけた首相に国民が応じ、奮起したのは当然である。

 太平洋戦争末期の時代、陸海軍の大本営発表は敗北を勝利にすり替えた嘘の連続だった。
軍国少年の私は手もなくだまされたが、祖国は結局、無条件降伏した。作り事の嘘はすぐばれる。フランスの詩人ポール・ヴァレリイは、「退屈な三つの真実よりも、一つのきれいな嘘のほうがいい」と書いているが、芸術的な完成度の高い嘘もいずれ、ばれる。

 人を把える話は、自分の実体験を下敷きにして、失敗談を率直に打ち明け、そこから前進の糧を得たエピソードを伝えるのが一番だ。

 嘘や小理屈はいけない。真実がよい。p-61

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国士田中角栄を支えた早坂氏、当時は悪の権化のようにされたが時という
空間は真実を明かしいまやその光芒を放っている。
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