【必見動画】 『元東電社員木村俊雄氏:原発を知りつくした男 東京電力を辞めた理由 』 暗黒夜考 H.25/05/14

【必見動画】 『元東電社員木村俊雄氏:原発を知りつくした男 東京電力を辞めた理由 』
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~ 2013年05月14日
今回ご紹介するのは、元東電社員である木村俊雄氏が「原発の真実」を赤裸々に語っている貴重な内容である。
「原子力安全委も保安院もまったく原発に関する知識も技術もなく、すべて東電の言いなりというのがその実態であった」
「企業として不都合な情報が外部に漏れることを遮断する隠蔽体質が蔓延っていた」
「原子炉出力といった国への報告義務のある数値の改竄が常態化していた(木村氏自身が実際にこの隠蔽に関与)」
「津波による過酷事故の解析が必要であることを認識しながら、安全審査をする人間の中では津波で非常用電源が機能不全となることを口にすることはタブーとされていた」
「発電と同時に人間と共存できない”使用済み核燃料”が処理されないまま増え続けることに大きな疑問を感じた」
「原子力がないと今の生活が成り立たないというのはウソである」
上記に挙げたのは、本動画にて元東電の原発技術者であった木村俊雄氏が発しているコメント(要旨)の一部であるが、これらコメントより、改めて原発に纏わる電力会社の組織的隠蔽体質が再認識されよう話である。
未曾有の大事故を引き起こしていながら尚、一向にその悪しき体質が改善される兆しのない”原発ムラ”の現状と共に、その処理方法の目処が立たない中で”使用済み核燃料”が着実に増え続けているという現実を前にして、これまでも度々コメントしてきたとおりであるが、改めて今後の日本のエネルギー戦略を考えた際、「原発という選択肢はあり得ない」と感じる次第である。
同動画については、この番組放送直後にも話題になったようなので既にご覧になった方も多いやも知れないが、そんな方は復習の意味で今一度、まだ観られてないという方は是非ともご覧頂きたい内容である。