一転、首相問責可決の裏に小沢一郎 Gendai.Net H.25/06/26

一転、首相問責可決の裏に小沢一郎
生活保護改正法案は廃案
Gendai.Net 2013年06月26日 13:50 更新
参院本会議で安倍首相の問責決議案が可決したが、当初は廃案になると見られていた。問責決議案は参院予算委員会の石井一委員長が職権で開会を決めた委員会に首相が出席しなかったため、生活、社民、みどりの風の3党が25日に提出した。しかし、民主党の細野幹事長が採決に消極的だったため、採決は見送りと見られていた。
それが一転、可決になったのは26日午前、民主党の海江田代表ら幹部が協議し、野党共闘重視に方針転換したからだ。その背景には、参院選を前に野党がバラバラではますます国民の信頼を失う、という危機感がある。このところ、生活の党の小沢代表らが水面下で野党共闘に動いていることも無関係ではない。これにより、政府提出の生活保護改正法案などは廃案となった。