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アナスタシア⑨ 人間に死をもたらす毒  zeraniumのブログ H.25/09/30

zeraniumのブログ


 アナスタシア⑨ 人間に死をもたらす毒


『アナスタシア』 ウラジーミル・メグレ著 ナチュラルスピリット 抜粋

zeraniumのブログ 2013年9月30日 (月)

   ・・・いらだちと怒りが私の中で渦を巻き、ますます膨れ上がってくる。
   それは自分自身とアナスタシアの両方に向かう怒りだった。何だこれは! 私はこれまで膨大な量の彼女の話を聞き、その内容を理解しようと必死だった。そして今、彼女が半ば気が狂っていると判明したわけだ。私は控えめに言ってもかなり酷い荒(すさ)んだ言葉で、彼女に収まらない怒りを本流のように浴びせた。

   彼女は木に背中をもたれるようにしてよりかかったまま、ずっとそこに立っていた。
   頭を少し下げてうつむき、片方の手を胸に押し当て、もう一方の手を上げてかすかに振っている。彼女がまわりを静めるときに必ずとる姿勢だ。私はもうそれに恐怖を感じることはなかったが、この時はなぜ彼女がまわりを静めようとしているかがはっきりわかった。アナスタシアに向けられる私の攻撃的な言葉や荒い言葉が、彼女を激しく打ちつけ、彼女の体を震えさせたのだ。

   私は口を閉じた。
   そして草の上に腰を下ろし、アナスタシアから目をそらし、自分を静めるために河岸に行こう、彼女とはもうこれ以上話をするまいと決めた。すると河岸に向かう私の背中にアナスタシアが話しかけてきた。驚いたことに、彼女の声や態度には、私への攻撃や非難がまったく感じられなかったのだ。

   「理解しないといけないわ、ウラジーミル。
   人間の世界に起きる悪いことはすべて、人間自身が霊的な存在としてのあるべきルールに違反した結果、自然とのつながりを失ったときに自ら引き起こしてきたものなの。闇の勢力は、分刻みで動いている技術優先社会の中で人間の意識を支配して奪い、与えられているシンプルな真実と戒めから遠ざけ、そうしたことについて考えないように仕向け、彼らの計画はこれまでいつもうまくいった」

   「人間に死をもたらす傷は、プライドという自尊心よ。
   そしてほとんどの人はこの傷という歪みに支配されている。この歪みの計り知れない害毒については、今あなたには詳細な説明はしないけど、あなたが家に帰ってからその意味を考えるときにわかってくるわ。自分で考えるか、あるいは賢明な人たちの助けを借りて。今言っておきたいことは、光の勢力の対極にある闇の勢力は、ほとんどの人間が持つ、このプライドという傷が生み出す歪みを手放さないように絶えず働いていて、そのための主要な道具としてお金を用いているということ」


   「そしてお金というものをあなた方の世界に持ち込んだのも、彼ら闇の勢力よ。
   お金は危険な高電圧区域のようなものだけど、闇の勢力はこの発明を誇らしく思っており、お金を発明した自分たちは光の勢力よりも強いとすら思っている。そして彼らはそのお金を使って、本来人間が持っているはずの目的を忘れさせてしまうためにそれを用いてきたの」

   「この大きな対立はこれまで何千年と続いているものであり、人間はその中心にいるのよ。私はあなたにこの傷が生み出す歪みに支配されてほしくないと思っているの。私の説明だけではあなたにうまく伝わらないことはわかっていたの。こうしたことはこれまでの何千年にわたり地球上で説かれ続けてきたことだけれど、人類はこれを理解しなかったし、この歪みに対抗する手段についても考えることがなかった。だからあなたが理解できないのも当然なの」

   「でも私はどうしても、この死に至る危険と、精神の腐敗をあなたから取り除いてあげたいと思ったの。それでこの闇の勢力のメカニズムが弱まって破壊され、あるいは逆に傷の癒しに向かって作用するような、あなた専用の仕組みを考えたの。だから彼らは凄まじく怒って、彼らの怒りがあなたの中に入ったの。それであなたは叫び、私に向かってあらん限りの酷い言葉を浴びせはじめ、彼らは私を怒らせようとしたのよ。つまり私の中に、あなたに対する怒りを爆発させたかったの。でも私は絶対にそうすることはない」

   「むしろ私はあなたの激しい怒りを見て、私の考えた案が図星で成功だったと確認できたわ。それに数千年もの間、順調に機能してきた彼らのシステムを崩壊させる道が見出せたと思った。これはあなたのためだけに考案したものだけど、他の人々のためにも何か考えなければと思っているの。アルコールという人を酔わせる毒を飲むことを制限されたり、傲慢さや頑固さを制限されることが、あなたにとってそんなに怖ろしいことなの? あなたは何に対してあれほど怒っていたのか、今はわかるでしょう? それはね、あなたの中で暴れまわっていたのは、プライドという傷であり罪であり、毒なのよ」

   彼女はそこで沈黙し、私は思いに沈んだ。
   私の中のアナスタシアにたいする怒りはすっかり消え、代わりに気まずい罪悪感が生まれていたが、それでも私は謝ろうとはしなかった。ただ仲直りしたかったので彼女のほうを横目で見ると、彼女は私の心をすっかり見抜いていたようで、晴れやかな笑顔を見せて再び早口で話し始めた。

                            sun

   3日間が終わり、私の船に戻るときがきた。
   アナスタシアはボートをつないだ場所まで、川までの道を一緒に来てくれた。そして途中、来る時に一休みしたあの草地に出たので、私たちは休憩するためにそこに腰を下ろした。

   「息子はどんなふうに育てようか、アナスタシア」
   そう言った私に対し彼女は、「ウラジーミル、わかってほしいことがあるの。あなたはまだ彼を育てることはできないの。彼の目が初めて意識的にこの世界を捉えるときに、あなたは彼のそばにいないほうがいいの」 思いもかけない言葉に、私は彼女の両肩をつかみ激しくゆすって言った、「何だって? きみはいったい何を考えているの? いったいどこからそんなとんでもない結論が出てくるんだ? きみにそんな権利が与えられているわけじゃないだろ!」、「どうか落ち着いて、ウラジミール。あなたの持っている論理は私にはわからないけど、穏やかに捉えるようにしてほしいの」

   「何を捉えろというの? 子どもはきみだけのものじゃないし、私のものでもある。彼には父親が必要だ。彼にはすべてを与えてあげたいし、教育も受けさせたい」、「わかってほしいの。彼にはあなたが理解している意味での物質的なものは必要ではないの。なぜなら彼は最初からすべてを持っているのよ。彼は幼いときから、おびただしい量の情報を受け取って理解するようになるの。だからあなたが理解しているような勉強を彼にさせることには意味がないのよ。それはもっとも優れた偉大な数学者を、小学1年生のクラスに送り込んで数を学ぶようなものなの」

   「あなたは彼に何かおもちゃを与えたいと思うだろうけど、それは彼にはまったく必要なものではないの。それは「自分は気の利く賢い親だ」と思いたいために、あなたが必要としているに過ぎない。息子に自動車や何かの、あなたが価値があると思うものを与えることで子どものためになっていると思うとしたら、それはまったくの見当違いよ。彼は何かほしいと思えば、すべてを自分で獲得することができるの。平静になって考えてみて、ウラジーミル。あなたが息子に伝えられる具体的なことで、重要だと思うことは何? 教えてあげられることは何? あなたがこれまでの人生で成し遂げてきたことで、彼の関心を惹くことはどんなこと?」

   アナスタシアは静かな声で優しく話し続けていたが、その言葉は私には強烈であり、私を怒りで震えさせた。「わかってほしいの、ウラジーミル。彼が宇宙の意味について理解し始めたとき、彼のそばにいるあなたは彼から見れば発展途上の存在のように見えるはず。あなたはそのような状況を望んでいないと思うし、あなたは息子から何も知らない人だと思われたくないでしょう? あなたが彼に近くなれる唯一の方法は、あなたの意図の純粋性を高めていくことよ。だけどあなた方の世界において、意図の純粋性を高めることは本当に難しいことなので、あなたは努力しなければならないわ」

   私は彼女と議論すること自体、まったくの無駄だということに改めて気づき、私は破れかぶれの絶望の中で叫んだ。「つまりきみは、息子が生涯、私を知らないまま生きていくと言っているのか!」、「彼がこのことをしっかり理解して、決断をくだせるようになったら、あなたとあなたが住む世界について話そうと思っているの。彼がどうするか、それは私にはわからないわ」 私の中では絶望と痛みと侮辱された惨めさと、湧き上がってきた怖ろしい憶測が私の中で暴れまわっていた。目の前にいるこの美しくも知的な世捨て人の顔を、あらん限りの力をこめて殴りつけたかった。

   そして改めてすべてを理解したとき、私はその理解した内容の悲惨さのゆえに一瞬息が止まりそうになった。「はっきりわかった! わかったよ! きみは、きみは子どもをつくる相手がいなかったので、きみは最初から私を罠にかけようとして、まるで尼僧のようにふるまって私をおびき寄せたんだ! きみは子どもがほしかった。それなら集めた質のいいキノコや木の実を売ってその金でモスクワに行ったとき、そこで客引きをすればよかったんだ。上着を脱いで、スカーフをはずすだけで、客はきみに飛びついただろう。そうすれば私をひっかけるためにクモの巣を張らずにすんだだろう。そうしなかったのは、・・・もちろんわかってるよ! きみは息子をほしがっている男を探していたんだ。そしてすべてがきみの思い通りになった!」(略)

   「きみは一瞬でも私のことを考えなかったのか? 
   私は息子を授かることをずっと夢見ていた。私の仕事を息子に継がせ、彼にビジネスを教えるのが夢だった。彼を愛したかった。私はこれから先、どうやって生きていけばいいんだ? きみの小さな息子が、この人里離れたタイガの森で、守られることなく這い回っている。未来もなく、父親も知らずに。私にそれを知りながら生きろと? このことが何よりも私の胸を引き裂くことを、きみはとうてい理解できない、このメス犬め!」

   アナスタシアが静かに口を開いた、「きっとあなたの心が聡明になったとき、すべてのことはうまくいくわ。そういう心の痛みはあなたの魂を浄化し、思考を速め、創造力をかきたてるはずよ」 しかし私の怒りは収まるどころか嵐のように吹き荒れ、渦巻いていた。その怒りは自制心を失わせるほど凶暴なもので、私はそこにあった棒切れをつかむと、アナスタシアのいるところから一目散に走って行き、小さな木に向かって全身の力を込めてその棒切れを折れるまで叩きつけた。

   そして私がアナスタシアのほうに向き直ったとき、信じられないことに、彼女を見た瞬間、私の中で吠えたけっていた怒りの勢いは急速に静まり、萎み始めた。「どうして私はまたこんなに自制心を失って、かっとなるのだろう・・・」と思いながら。前回、私が彼女をののしったときと同じように、アナスタシアは一方の手で木を押さえ、もう一方の腕を上方に向かって上げ、ハリケーン級の暴風を耐えるように頭を下げてじっとそこに立っていた。

   私の怒りは完全に消えうせており、私たちは黙って立っていた。
   彼女のいつもの優しい瞳が、私をじっと見つめていた。私は思った。「たしかなことは、彼女は絶対に嘘がつけない人だということだ」 しかもそもそも彼女は、私にすべてのことを話す必要はなかったのだ。それなのに全部を話してしまった。彼女はそれを話すことがリスクを伴うと知っていながら話したのだった。それにしてもその話は、私にとってあまりにも極端な話だった。しかし自分が思ったことをありのままに、そして常に真実しか語れないのが彼女の生き方であればどうすることもできない。

   ものごとがそういうふうに流れ、起こったことは起こったのだ。
   彼女は私の息子の母親になる。彼女がとても風変わりな母親になることは間違いない。しかし彼女は子育てについて多くのことを知っており、彼女は彼を慈しみ、しっかりと育てるに違いない。私は何とかこの状況を受け止め、納得させるためにあれこれ思い巡らした。夏になれば彼らを訪ねることもできるだろう。冬には難しいが、夏には息子と遊ぶこともできるだろう。彼が大きくなったら、都会に住む人々について話してやることもできる。私は彼女に謝った。そして私のことも助けてほしいと。

   アナスタシアは、「何を助けてほしいの? 体の痛みや病気の癒しであれば、そういうことは私にとってとても簡単なことよ。でもあなた方の世界の人々が持っている有害な闇の部分は、あなたから取り除けなかった。だからそうした鈍い痛みや苦痛はまた戻ってくるはずよ」

   「ところでウラジーミル、あなたは・・・、あなたは本当に私のことを覚えていないの? まったく?」 そう言われて私はどぎもを抜かれ、彼女の顔をあらためてまじまじと見つめた。この瞳・・・たしかにどこかでみたような気もする。だがいったいどこで?

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