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「松果体」は脳の奥深くにあるにも関わらず、この器官で光を感知できてるのだという。そして「松果体」にはさらに神秘的な機能があるという…。

松果体:この神秘的な脳内器官の秘密は「光と脳内麻薬」にある?

Pineal_gland_small.gifpene-mexico-fish.jpg
左は、松果体の位置を様々な角度から眺めた動画。赤色の所が松果体。
右は、洞窟の池に棲んでいる眼が退化した盲目の魚。
メキシコの淡水に住む熱帯淡水魚には2つの種族に属するものがいる。

ひとつは、陸地の川に住んでいる目を持つ種類。もうひとつは、洞窟の中に住んでいるもので、こちらの種類は目を持たない。

eyelessfish.jpgこの目のないメキシコの淡水魚は、眼原基(目の前段階のもの)自体は、胚として成長するが、その眼原基は幼生の時にウロコで覆われることにより退化してしまうために、器官としての目にはならない。

そのため、彼らは目を持っていない。

これまで、目を持たないこの魚は光を感じ取ることはできないと思われてきたが、メリーランド大学の研究者たちが2008年に「ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・バイオロジー」紙に発表した研究論文によれば、「別の方法で見ている」ことが明らかとなった。

この魚の目は機能していないが、脳の中央近くにある松ぼっくりの形をした内分泌腺の「松果体」で光を検出していることがわかったのだ。松果体は皮膚の奥深くにある器官であるにも関わらず、この器官で光を感知できているという。

この松果体は、いくつかの脊椎動物では「第3の目」としての器官として知られているという。 (記事)

参考:『太陽凝視と松果体』
    『松果体とモンロー孔』


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