日本とロシア。この二つの独立主権国家が合意した事項を,アメリカは電話1本で,いとも簡単にツブしたのである。
米国に合意をツブされ
日露の面子がツブれた
日露の面子がツブれた
岸田文雄外相は4月15日,ロシアのラブロフ外相と東京都内で会談し,5月にロシア南部のソチでの安倍首相とプーチン大統領の首脳会談の準備を進め,その後できるだけ早い時期に外務当局による平和条約締結交渉を行うことで合意した。
これは↑日露政府間の(固い)合意である。 (記事)
ところがである。
日本とロシア。この二つの独立主権国家が合意した事項を,アメリカは電話1本で,いとも簡単にツブしたのである。
この「政治事件」の↑ウラの真相と背景については,『てげてげ』に書いた。 (記事)
いまは,日露外相会談の模様と雰囲気を朝日新聞が報じているので,その記事の「魚拓」をイカに載せて保存する。
日本のタコ新聞は,(カネがないのか)記事の保存率が著しく悪いので,「魚拓」は,その対策でもある。
なお,超美人のザハロワ報道官がラブロフ外相と来日したので,もっと詳しい内幕話を『スプートニク』あたりに語るだろう。
あ,間違えました。
超美人のザハロワ報道官は,この美貌でした。 御免あそべ。
これは↑日露政府間の(固い)合意である。 (記事)
ところがである。
日本とロシア。この二つの独立主権国家が合意した事項を,アメリカは電話1本で,いとも簡単にツブしたのである。
この「政治事件」の↑ウラの真相と背景については,『てげてげ』に書いた。 (記事)
いまは,日露外相会談の模様と雰囲気を朝日新聞が報じているので,その記事の「魚拓」をイカに載せて保存する。
日本のタコ新聞は,(カネがないのか)記事の保存率が著しく悪いので,「魚拓」は,その対策でもある。
なお,超美人のザハロワ報道官がラブロフ外相と来日したので,もっと詳しい内幕話を『スプートニク』あたりに語るだろう。
あ,間違えました。
超美人のザハロワ報道官は,この美貌でした。 御免あそべ。
飯山 一郎(70)

首相訪ロ準備,外相合意
2016年4月16日05時00分
岸田文雄外相は15日、ロシアのラブロフ外相と東京都内で会談した。5月にロシア南部のソチで予定している安倍晋三首相とプーチン大統領の非公式首脳会談の準備を進め、その後できるだけ早い時期に外務当局による平和条約締結交渉を行うことで合意した。
両外相は双方の安全保障政策を理解する場として、次官級協議を設置することで一致した。日本側は秋葉剛男総合外交政策局長が出席し、早ければ6月にも行われる。
両外相は双方の安全保障政策を理解する場として、次官級協議を設置することで一致した。日本側は秋葉剛男総合外交政策局長が出席し、早ければ6月にも行われる。
岸田外相は会談後の記者会見で「安倍首相の非公式訪ロに向けて調整と準備を精力的に進めていくことで合意した」と述べ、この日の会談の中心が首相訪ロとプーチン氏との会談だったことを明らかにした。また、首相訪ロ後の早い時期に外務当局者による平和条約交渉を行うことで合意したことも発表した。
日本側は、北方領土問題の解決をめざす安倍首相とプーチン大統領によるトップ会談を、問題を前進させる糸口にしたい考えだ。雰囲気づくりのために、首相官邸は各省庁にプーチン氏の関心が高いシベリアや極東地方の開発に協力できる経済案件を見つけるよう指示している。
日本が議長国を務めた主要7カ国(G7)外相会合で11日に採択された共同声明に「ロシアとの対話を維持する重要性」という一文を盛り込んだのも、首相訪ロの地ならしの意味合いがあった。
岸田外相は「相手の国民感情を傷つけるような一方的な言動は慎むべきだ」と提案。静かな交渉環境をつくるべきだとの考えを示し、ラブロフ氏も同調した。
ロシアも安倍首相の訪ロ自体は歓迎している。ロシアが「西側」諸国から孤立しているわけではないことを内外に示す機会になるという意味合いが大きい。
ラブロフ外相は15日、首脳会談に向けた雰囲気を損なわないよう気遣いをみせた。記者会見の冒頭で熊本地震の犠牲者にお悔やみの言葉を述べ、支援の用意があることを表明。その上で、安倍首相の訪ロについて「両国関係の全体を前向きに進めるための弾みになる」と強調した。
プーチン氏も14日、「米国などの圧力にもかかわらず、日本の友人はロシアとの関係を維持しようとしている。だから日本の首相の訪ロを歓迎する」と述べ、米国の反対を押し切って訪ロを決めた安倍氏を評価する考えを示した。
■「領土」なお強硬 ロシア
ただ、日本が最重視している北方領土問題については、ロシアはこれまでと変わらない強硬な姿勢だ。ラブロフ氏は記者会見で「第2次大戦の結果を確認しないといけないというロシアのアプローチは変わっていない」と念を押した。
岸田氏は会見で「平和条約締結を含む、日ロ間の突っ込んだ議論が出来た。今後の交渉に弾みを与える前向きな議論だった」と述べたが、ラブロフ氏は「今日は中身のある話はしていない」。この日も両者の隔たりが大きかったことが浮き彫りになった。(渡辺哲哉、駒木明義) (記事)