中国でトウモロコシ廃材処理の壮大な計画

中国の広大なトウモロコシ畑
中国の東北地方で生産されるトウモロコシの茎・葉・芯などを、乳酸菌で肥料に変える計画が試算段階に入った。
クライアントからの計画案によれば、最大で120万平方キロのトウモロコシ畑の48万トンの廃材を処理する必要があるという。
120万平方キロと言えば、日本の国土の三倍以上というとてつもなく広大な土地だ。
この広い中国の大地で出来るだけ輸送コストを抑えて、効率よく処理するためのシステムの計画がただいま試算中だ。
ある一つの試算では、1,800ヶ所に約60億人民元(日本円で約950億円)をかけて処理工場を整備する必要があるという。
さすがに大陸だけあってプロジェクトの面積や金額が日本では考えられないようなスケールの大きさだが、グルンバの導入もプロジェクトの目玉の一つとして予定されている。
野崎晃市(42)