夏の汗のにおいは活菌で消す

微生物を利用した体臭消し
夏が近づき天気が蒸し暑くなってきて、汗のにおいが気になる季節になってきた。
英国の『デイリーメール』によると、MIT出身の科学者デイブ・ウィットロックさんは12年もの間シャワーを浴びていないという( 記 事 )。
ウィットロックさんはシャワーを浴びずに、アンモニアを分解する微生物の入った液体を霧吹きで体に吹きかけて体臭を消しているのだ。
石鹸で洗えば肌の表面の善玉菌も死に肌荒れの原因となるが、善玉菌を吹きかける「活菌」によっても体臭を消すことができるという。
彼は馬が泥や土の中を転げまわるのを見て、馬が土の中の微生物によって肌をきれいに保っていることに気づいたそうだ。
ウィットロックさんが使っている微生物を含んだ体臭消しは、既に英国のAO Biome社によりMother Dirtという名前で商品化されている。
これはなんでも「殺菌」しようとする現代人の逆で、菌を積極的に活用する「活菌」の思想に基づいた商品だ。
この記事で思い出したのは、飯山翁が提唱する手作りの乳酸菌や光合成細菌を体に吹きかけたり風呂に入れる方法である( 記 事 )。
これなら英国から商品を取り寄せなくても、自分の家で作った乳酸菌で安価に肌の手入れと体臭対策ができる。
野崎晃市(42)