中国の蚊よけの方法

夏の夜を悩ませる蚊
昨日は新しい長春の飯山事務所となる部屋に家具を搬入して、夜はその部屋で一晩を過ごすことにした。
長春の夏も昼間は暑いが夜になると窓を開ければ涼しい風が入り、エアコンを使う必要はないくらいの快適な温度になる。
ただ新しい部屋には網戸をつけてなかったので、窓を開けて寝ると蚊が入ってくるのが心配だった。
そこで中国人の知人に蚊よけの方法を聞いて見ると、中国人が使う簡単で手軽な蚊よけの方法を教えてくれた。
その方法とはタライに水を入れ、洗濯で使う洗剤を一・二杯ほど水に混ぜて部屋に置いておくのだという。
こうしておくと洗濯用粉洗剤の香りに引かれて蚊が水に集まり、水を吸った蚊は洗剤の毒で死んでしまうのだという。
蚊を誘うために水の中にビールや砂糖を混ぜると、より効果的に蚊を引き付けることができるそうだ。
試しにたらいに洗濯用洗剤を入れて一晩部屋に置いて見たが、部屋が七階で高いこともあり確かに蚊は入って来なかった。
本当に効果があったのかは不明だが、蚊取り線香や殺虫剤が手元にない場合の応急措置にはなるかもしれない。
野崎晃市(43)