北朝鮮のミサイル開発三人組

金正植(1番)、李炳哲(2番)、張昌河(3番)
ここのところ、ミサイル打ち上げに喜ぶ笑顔の金正恩にいつも寄り添って写真に写っている三人組の正体が明らかになった。
その三人とは金正恩の側近となった、金正植軍事工業部副部長、李炳哲党中央委員会第一副部長、国防科学院長の張昌河である。
金正植は2012年の銀河3号の打ち上げ失敗の原因を突き止め、同年末に打ち上げを成功させたことで金正恩に重用されるようになった。
李炳哲は金正恩に戦闘機の説明をしたことで気に入られて空軍司令官に抜擢され、軍内部で金正恩のミサイル開発と運用を支えている。
張昌河は北朝鮮国防科学院の責任者で核兵器やミサイルの研究開発を担当しており、ミサイル部品や技術の調達などにも関わっている。
明日の9月9日は北朝鮮の建国記念日だが、再びミサイル発射のニュースと金正恩の満面の笑顔が世界に配信されるのだろうか。
野崎晃市(43)