少年よチャイナ・ドリームで夢をつかめ

出版された自作の絵本を手にする青年
大連に中国の事業を視察に訪れてくれたお客さんは、「放知技」の元常連でハンドルネーム「すで爺さん」の息子さん。
彼はこの春に芸術系の短大を卒業したばかりで、中国への留学準備のため下見に来たついでに大連に寄ってくれたのである。
彼の父親「すで爺さん」は絵本の作家で、息子が小さい時から手作りの絵本を読んで聞かせていたという芸術家だ。
息子さんも父親の影響で小さい時から絵本を書いたり、水彩画や油絵を得意としており、画家を目指しているという。
彼によれば、日本では芸術系の学校を卒業しても才能を生かせる仕事に就くことは難しいため、まずは中国で武者修行したいとのこと。
私は「少年よ、夢を夜空の星に繋げ」と内村鑑三の言葉を彼に送り、彼のチャイナ・ドリームが成功するよう祈った。
野崎晃市(43)