明日には文在寅が北朝鮮に特使派遣
北朝鮮に派遣される韓国国家安保室長の鄭義溶
9日のパラリンピック開幕式を待たずして、さっそく明日には文在寅が北朝鮮に特使を派遣することが決まった。
特使団団長は国家安保室長の鄭義溶で、国家情報院長の徐薫、統一部次官の千海成、国家情報院第二次長の金相均などが同行する。
団長となる鄭義溶は以前は韓国駐ジュネーブ国連事務所大使で、米国のマクマスター大統領補佐官などと連絡を取り合っている。
今回の特使派遣の目的は、南北首脳会談と米朝会談に向けて実務者同士で具体的な日程や方法について話し合うことになるという。
また、特使団は文在寅大統領の親書を北朝鮮側に手渡す予定で、まずは南北首脳が親書を交換する形式になりそうだ。
特使団は6日に韓国に戻ると、米国のトランプ大統領らに情況を説明するため、すぐに米国を訪問する予定もあるようだ。
パラリンピック終了後に待つ米韓軍事演習が始まる前になんとか南北和平の基礎を据えようと、急ピッチで半島情勢が動き出した。
野崎晃市(43)