ロシア企業が福島原発を調査

ロシアの核関連企業である「ロスアコム」が、福島原発でメルトダウンした核燃料の位置や形を調査している(記 事)。
スプートニクによれば、まずメルトダウンした核燃料デブリの現在の位置や将来の移動や変化を予測するのが第一歩という。
確かに、メルトダウンした核燃料の位置や移動を予測するのは核封じ込めのための基礎作業として重要ではあろう。
しかし、核燃料の位置や移動を予測するだけでも2019年3月を待たねばならず、7年以上が過ぎた今も解決には程遠い。
しかもチェルノブイリとは異なり、福島では1号機、2号機、3号機と三つも地獄の釜が燃え滾っている状態が続いている。
いつ解決するかわからない状態に望みをかけるよりは、いまからでも安全な場所へと避難するにこしたことはないだろう。
野崎晃市(44)