日中首脳会談で東アジアの米国離れが加速

安倍首相と習近平主席
明日は安倍首相が日本の首相として七年ぶりに中国を正式に訪問し、北京で習近平主席との日中首脳会談が行われる。
中国は米国から貿易戦争や台湾を巡る軍事圧力で苦しい立場に追い込まれ、日本との貿易や安全保障面での協力が救いの手になりそうだ。
また、日本も米国への過度の依存から脱却し、北朝鮮・ロシア・中国との新たな関係を構築することで、東アジアの発展に寄与すべき時期だ。
中国の習近平が進める一帯一路も各地で事業が停滞しているため、朝鮮半島から日本へと東へ伸ばすことが至上命題となっている。
トランプの進める孤立主義により、皮肉にも朝鮮半島・日本・中国は米国市場と米軍依存から脱却し、東アジアへの回帰を迫られそうだ。
野崎晃市(44)
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