透過ガラス発電でハウス栽培の実験

ハウス水耕栽培試験場
本日は中国でハウス水耕栽培を実験しているメーカーを訪問し、新型のハウス栽培の開発について相談した。
東北地方では冬の寒さが厳しいため、冬にハウス栽培をやるとボイラーの暖房費がかさんでとても採算が取れないという問題がある。
解決策として、ハウスの屋根を透過ガラス型の太陽光発電で覆い、微弱電流カーボンファイバー床暖を取り付ける案を検討した。
ただし、透過ガラス太陽光発電やカーボンファイバー床暖は、どちらも最先端新材料なので設備投資にコストが高くついてしまう。
メロンやいちごなどの富裕層向けの高付加価値の果物を作るにしても、あまり初期投資が高額になるようでは資金回収が難しい。
採算を度外視した研究所の実験モデルとしては意味はあろうが、ビジネスとして普及させるのは難しそうで頭を悩ませているところだ。
野崎晃市(44)