伽耶の古墳から天体図

古墳の天井にさそり座といて座
韓国の慶尚南道咸安県にある約1500年前の古墳の天井から、約125の星からなる星座の天体図が発見されたという。
星座の天体図というと、日本でも奈良県の高松塚古墳やキトラ古墳が知られており、関係性が注目されている。
ちょうど古墳の場所も、釜山より1時間ほど郊外に行ったところであり、任那日本府が置かれていた場所に近い。
伽倻時代のものと推定されているようだが、そのころは百済・伽耶・日本が連合して新羅と戦っていたころにあたる。
キトラ古墳の天体図は緯度的に平壌の夜空になるそうだが、百済から伽耶を経て日本に逃げた王族のものかもしれない。
野崎晃市(44)