アマゾンが中国事業を縮小

Amazonが中国から撤退準備
Amazonが一部の業務を残して中国から撤退することを決め、大規模な従業員の解雇や物流センターの閉鎖を進めている。
中国では「アリババ」や「京東」といったネット販売サイトが政府からの手厚い保護を受け、特売セールやポイントなどで客を集めた。
一方で、Amazonはライバルたちとの競争に有効な手段を打ち出せず、徐々にネット販売で集客ができなくなっていた。
こうした中国の自国産業を育てるために政府が国内企業をバックアップする手段は、以前の日本の通産省の政策をまねたものだ。
ところが今では、日本政府は自国の企業や産業を守るどころか、国内の有望な産業を外資の手に売り飛ばすようになっている。
Amazonのせいで、日本の地方の駅前商店街は軒並みシャッター街となり、実店舗の書店は続々と閉店を迫られているのが現状だ。
野崎晃市(44)