海上自衛隊閲艦式に中国海軍が参加

中国海軍のミサイル駆逐艦「太原」
14日に行われる海上自衛隊監艦式に中国海軍が10年ぶりに参加するため、大型イージス艦「太原」が相模原湾に入港した。
これは今年4月に青島で挙行された中国海軍の監艦式に、日本の自衛隊から護衛艦「すずつき」が派遣された答礼となる。
今月は安倍首相が中華人民共和国成立70周年にビデオを配信し、国会で日中新時代を宣言するなど、日中が歩み寄りを見せた。
一方で、旭日旗の掲揚問題やGSOMIA破棄など軍事方面でも関係悪化を反映して、今回の監艦式には韓国軍は招待されていない。
日本の自衛隊は将来の在日米軍大幅縮小を見据えて英中露との軍事交流を進めており、安全保障体制の変化に備えているようだ。
野崎晃市(45)