中国の東北地方は封鎖解除

封鎖解除でバリケード撤去
本日、中国東北地方の吉林省や遼寧省では多くの自治体で、新型コロナウイルス発生以来の封鎖や外出禁止が解除となる。
二か月近くにわたり閉鎖されていた商店や飲食店も営業再開となり、中小企業や個人営業者はホッとしていることだろう。
毎日の報告が義務付けられていた体温測定や、自動車の乗り入れ制限も撤廃され、市民の生活はほぼ平常に戻ることになる。
ただし、学校はいまだ閉鎖状態のところが多く、オンライン授業が続くとのことで、全校再開までは数週間かかりそうだ。
東北地方でも黒竜江省の一部では新たな患者が発生しており、患者が発生すれば外出制限が再び発動される可能性もある。
最近では、欧米から中国に帰国した華僑が、空港で感染を発見される例が増えており、ウイルスの逆輸入に警戒を強めている。
野崎晃市(45)