メドベージェフ首相辞任の裏側

内閣総辞職を発表するメドベージェフ
今年の1月15日に、長年にわたりプーチンとコンビを組んできた、ロシアのメドベージェフ首相が突然に内閣総辞職を発表した。
この、メドベージェフ首相の辞任劇の裏には、やはりプーチンとメドベージェフの深刻な対立が隠されていたようである。
作家アヴェリヤノフによれば、メドベージェフを含む政府高官の一部が、政変を企てているとの情報がプーチンにもたらされた。
プーチンはその情報に驚き、あわててメドベージェフに内閣総辞職を迫り、同時に憲法改正により大統領権限を強化したという。
メドベージェフはユダヤ系で、西側巨大資本との癒着が噂されていたが、新任のミシュスティン首相もやはりユダヤ系のようだ。
経済運営のためには、どうしてもユダヤ系を首相に据えなければならないあたり、ロシアも首根っこを押さえられている感がある。
野崎晃市(45)