トランプが暴露本で四面楚歌
2020年06月19日06:33
国際情勢

トランプの姪が出版予定の暴露本
黒人暴動や新型コロナへの対応を批判され、大統領再選が危うくなってきたトランプだが、身内からも批判の声が上がり始めた。
まずは、前大統領補佐官のボルトンが、絶妙なタイミングで暴露本を発表し、トランプは中国の習近平に選挙応援を依頼したと批判。
トランプ側は、本の内容に国家安全上の秘密漏洩の疑いがあるとして出版停止を求めており、さらにボルトンを告発する構えだ。
トランプはツイッターでも、ハノイ会談で北朝鮮との交渉がうまくいかなかったのはボルトンの責任と、今更ながら罵倒している。
さらに、トランプの姪に当たるメリー・トランプが来月出版する本でも、トランプの脱税疑惑などのスキャンダルが暴露される。
この本の題名の「Enough」という言葉は、トランプはもうたくさんだという意味の、「Enough is Enough」の標語を思い出させる。
ホワイトハウスの事情を熟知する元部下のボルトンと、家族内部からの暴露本のダブルパンチで、トランプは四面楚歌となってきた。
野崎晃市(45)
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