ロスアラモスで原子力事故

福島のプルトニウム分布図
ロスアラモス研究所で、作業員が誤ってプルトニウムを漏出させる事故が発生し、15人の作業員が検査を受けたようだ。
ロスアラモス研究所と言えば、広島型原爆を開発したマンハッタン計画の中心であり、現在でも核兵器を開発している。
6月8日、作業員が手袋を着用する部屋で警報アラームが鳴り、容器からPu238を取り出す際に漏出したことがわかった。
同様に作業していた15人の防護服からも微量な核物質が検出されたが、今のところ作業員に生命の危険はないという。
長崎型原爆でも使用されたPu238だが、服に付着しただけで大騒ぎになる物質が、福島ではあちこちで検出されている。
野崎晃市(46)