米中新冷戦が本格化

辞任を発表したブランステッド在中国大使
米国在中国大使だったブランステッド氏が辞職を発表したが、後任が発表されないため、しばし中国大使が空席となりそうだ。
ブランステッド氏はアイオワ州知事だったころから親中派で、中国との関係を買われて、2017年にトランプにより大使に任命された。
ところが、米中貿易戦争がますます深刻化する中で、本国の指令と中国の板挟みとなり、任期をまたずに辞任することになった。
9月15日には、ファーウェイへのスマホCPU供給が禁止され、日本や韓国からの部品供給も、追って断たれることが明らかとなった。
また、米国は新型コロナを理由に中国への渡航をしないように呼び掛けており、各方面で中国封じ込め作戦が深刻化しつつある。
野崎晃市(46)